ユ・ウンスという美容整形外科医が高麗の地に降りてきて、果たして歴史は変わったのでしょうか?

そして彼女の両親は、娘の失踪にどう対応したのか…とても気になりました。

 

奉恩寺はCOEXの北側にあり、新羅・元聖王10年(794年)の縁会国師が建てた当時は見性寺と呼ばれていましたが、1498年成宗の後妻である貞顯王后が成宗の陵(宣陵)の東にあったこの寺を拡充しながら「奉恩寺(ポンウンサ)」と名前が替えられました。 秋史・金正喜が書いた扁額が掛けられた板殿には、華厳経や金剛経など13種の仏経経板3,479枚が保管されています。(以上、VISIT KOREAというサイトからの引用)

 

 

チェ・ヨンと供に、そして一人でくぐった天門のある奉恩寺の前身が、見性寺という名前で高麗の時代に存在しているのなら、ウンスはどんな行動を起こしたのか…

 

 

 

 

 

 

 

そして彼女の両親は…

 

大型の太陽フレア及び地球方向へのコロナガス放出というニュースから、長い間このブログを見守ってくれているKさまのコメに、「太陽フレア」の文字を見て、ちょっとだけ話の続きを書いてみようかと…

 

 

 

CCTV

一人娘の失踪から、12年が経とうとしている。

以来、ありとあらゆる手をつくし、行方を探し続けてきた。

 

「また見ていたのか」

「ヨボ…」

 

失踪当時唯一手掛かりとなったのが、勤め先だった病院に残されたCCTVの映像。

 

「これがあってどんなに救われたかしれないもの」

「そうだな。わたしもさ」

 

ふたりのスマホにダウンロードしてくれたのは、マリ・ステラという娘の友人だ。

 

「警察に乗り込んできて、ものすごい剣幕だったな」

「ホントにね」

「あれから、もう12年か…」

 

娘からの連絡が途絶えたのは、その映像の録画日より数日前のこと。何度鳴らしても不通なままの携帯電話に不安を覚え、夫婦揃ってソウルを訪れた。

ひとり暮らしの部屋は、急いで出かけていった様子以外、何の変哲もなく…せめて失踪届を、と警察に出向いたのだ。

 

 

マリ・ステラ

「何度も云わせんじゃないわよ!!! いいこと、行方が追えないなら、その時の映像を見せなさいっていってるの。あんた達警察がトロイから、ウンスを攫った男を逃しちゃったんじゃないっ💢」

「ですからーみせられない決まりがあるんです。親族でもないあなたにいわれても、決まりは決まりですからね」

「なら、とってくるわよ委任状! 彼女のご両親から…」

「あのう、もし、わたし達があなたのいうウンスの両親でして…」

 

マリ・ステラによれば、コエックスに摩訶不思議な若い男が乱入し、警察機動隊まで出動していたという。

 

「男の手からピカピカっていう光線が出て、窓ガラスがバ〜ンよ。で、ふたりは宙を飛んで消えちゃったんだって…嘘っぽいにもほどがあるわ。だから映像をみせろって粘ったんだけど…手に入ったのは病院のCCTVに映ってたコレだけなんです」

 

差し出されたスマホの映像には、黒いマントを羽織った娘の姿がはっきりと映っていた。時間にすれば3分にも満たない娘の姿を、ふたりは幾度も幾度も見返してきたのだ。

 

「わたし、諦めませんからっ! ウンスは大事な親友で、絶対に生きてるはずなんですよ。どこでかまではわからないけど、警察や消防に集められた監視カメラの映像を使えば、ふたりが消えちゃった場所がわかるはずなんです」

 

 

奉恩寺

それから一年後、マリ・ステラはある情報をもたらした。

ウンスが忽然と消えたのは、渦巻く光りと強風に見舞われた奉恩寺の弥勒仏像…

 

 

「ヨボ、いっそのことソウルにゆかない?」

「ああ、あの部屋はそのままだしな。ウン、賛成だ、そうしよう!」

 

去年やっと15坪の事務所を兼ねた家を買ったの

ローンもあるけどマイホームよ

 

娘の残したマンションのローンを、彼等は払い続けている。長い旅の末、いつウンスが戻ってきてもいいように…

 

 

 

続く(はず…)

 

 

 

旅に出るならどこへ行きたい?

 

香港か台湾か…夢ですケド、南極にも♥️

 

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