日本経済新聞社がまとめた2024年夏のボーナス調査によると、平均支給額は90万円と3年連続で前年を上回りました
中でもボーナス支給額1位三菱商事の641万円という金額は、ちょっとした話題となりました
なんと、実際の手取り額はいくらになるのか試算したネット記事が掲載されていましたので、下世話ですがご紹介します
(日本一になってしまうと、あれこれ話題になって、社員さんたちも気の毒ですね)
ボーナス641万円の手取りはいくら?
ボーナスからも月給と同じく、税金や社会保険料が引かれます
『ボーナス(賞与)から引かれるもの』は、健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・所得税
住民税は賞与からは引かれず、前年の所得(賞与を含む1年間の収入)をもとに計算するので、ここでの賞与は翌年の住民税に反映されます
手取りを計算するにあたって、以下の条件を設定します
<条件>
40歳会社員
扶養家族 2人
勤務地 東京都
事業の種類 一般の事業
ボーナス(賞与) 641万円
※令和6年度の基準で計算
賞与支給額-社会保険料-所得税=手取り
641万円-50万円-108万円=481万円
ボーナス641万円の手取りは481万円となるようです
約160万円引かれることがわかりました
ボーナス641万円もらっている人の年収は?
本当に下世話ですが、推定年収が出せるようです
71万円×12ヵ月+1,282万円=2,134万円
ボーナスを600万円以上もらっていても、月給が低い場合もあるのでこの限りではありませんが、三菱商事ホームページの投資家情報にある「2022年度有価証券報告書」によると、従業員の平均年間給与は1,939万円となっています
この報告書は2022年度なので、2024年度は2,000万円を超えるのではないでしょうか
ですが、税金とその他諸々ですごい金額が引かれてしまうのですね
日本は働けば働くほどお金を取られる国です
でも働かない人にとって、日本は最高の国
治安は良いし、他国に比べれば物価も医療費も安いし、人も優しくて誠実
FIREするには最高の国かもしれませんね