投資を始めてから、私はまだ『不景気』を経験したことがありません
でも、今まで生きてきた人生の中では、何度か不景気を経験したことがあります
リーマンショックのときには友人がリストラにあったり、旦那さんの勤務先が倒産したりと、身近でもショッキングなことが起こりました
(このような経験もあり、我が家の現金保有率は異様に高いのです)
ちなみに旦那さんの勤務先が倒産したときは、リーマンから数年後でしたので、不景気は意外と長く続くと想定しておいた方が無難です
投資に関しては年配上司の情報ではありますが、暴落の凄まじさを知ることができました
ところで現在、世界景気は堅調に推移しています
(私の保有する投信も調子が良い)
2025年、2026年、2027年はどうでしょう
世界景気の緩やかな拡大が継続すると思いますが、何らかの理由で、米景気が悪化して世界不況になる可能性もないとはいえません
私は、好景気がいつまでも(永遠に)続くことはないと思っています
なぜなら、景気は循環するものだから
ではどうやって、予測できない不景気に備えるべきなのでしょうか
ここからは私見になります
一番手っ取り早いのは、ポートフォリオの『現金比率』を上げること
同じ1億円の資産を、Aさんは「投資90%:現金10%」、Bさんは「投資50%:現金50%」の割合で保有しているとします
暴落でリスク資産が50%下落したとすると、Aさんの総資産は「5,500万円」、Bさんの総資産は「7,500万円」になり、当然ですが現金比率の高いBさんの資産の方が守られます
じゃあ単純に、現金保有率を上げた方がいいのかと考えると、仕事をバリバリしている世代でそれはちょっと違うのかなぁと思っています
(インフレで現金もリスク資産になりつつありますので・・・)
では、不景気に備えるためにはどうしたら良いんでしょう
現金比率を上げないのであれば「守りのリスク資産を増やす」、これが有効かなぁと思いますね
我が家のポートフォリオでいうなら、債権が含まれている『バランスファンド4資産均等型』、株価と逆相関の関係にある『ファインゴールド』の比率を上げていく
ちなみに個別株なら、「医薬品・食品・情報通信・電鉄」がディフェンス株にあたるようです
(こちらの業種は不景気でも人が生きていく上で必要ですもんね)
このように、不景気になって次の景気回復を待つ場面で有効なのは、予め「守りのリスク資産」を保有しておくことではないでしょうか
永遠に好景気が続く・・・夢のようですが、市場は衰えては栄え、栄えては衰えを不規則に繰り返して発展していくようなので、想像したくないけどいつかは不景気に…
(投資の神様バフェットさんも、今、現金比率を上げてるみたいだし)
そのときに、焦らず、慌てず、ましてや狼狽売りなどせず、準備はしておきたいものですね
(ちゅーるは買えるよ~)