毎月の不労所得として投資信託の「分配金」はとても魅力ですよね
私も当初、特定口座では分配金ありの投信を購入しようと考えていました
1000万円を運用して、毎月13万円の不労所得が手に入るなんて夢のようです
ですが調べているうちに、分配金にはデメリットもたくさんあるんだなぁと気づきました
そんなの当たり前だよ、知らなかったのなんて方もいらっしゃるとは思いますが、よかったらお付き合いくださいませ
そもそも分配金とは、運用収益を保有口数に応じて運営会社が投資家に支払うものです
毎月決算の投資信託もあれば1年ごとに決算する投資信託もあり、決算日に支払われます
ちなみに分配金は、投資信託の資産の中から支払われます
投信の運用が好調であれば基準価額の水準を維持しながら分配金を出すこともできますが、好調でも不調でも運用資産を取り崩していることに変わりありません
つまり分配金を受け取るということは投資資産を減らしながら(自分の資産を一部解約しながら)運用しているのと同じことなのです
当然、資産が増えるスピードは落ちますし、分配金を支払えばその分純資産は減少するため基準価額は下落しやすいです
また、普通分配金は課税されてしまうので「長期運用」で考えた場合非常に効率が悪いです
分配金を得てそれを再投資すれば雪だるま式に増えそうな気もしますが、私は雪だるま式に資産が減りそうに思えてなりません
(だって自分の資産を取り崩して、さらに税金も取られたお金を再投資→それを毎月繰り返すわけだからどんどん投資資産が減ってくじゃんかー)
ですのでもし分配金を受け取っても早急に使う必要がないのなら、オルカンやS&P500のような、分配金を自動で元本に繰り戻す「再投資コース」を選択すべきだと思うのです
そして、お金が必要なときに必要な分だけを取り崩しすればいいのかなと
そんな、お得であってお得でないような分配金のお話でした
毎月定額の不労所得、いいなぁ~~~ そんなうまい話はないか~~~
ご参考になれば幸いです