『ウチの親、敷地内に携帯電話の基地局を建てるって....。』
一戸建てはオーナーさんに話せばOK。
分譲マンションではなく、賃貸マンションや事務所の屋上に携帯基地局が建っているのはその為です。
分譲マンションになると、住民の同意が必要ですが、賃貸ならオーナーに保証金を払えば済むので交渉がいたって簡単。
それは携帯基地局だったり、電線の鉄塔だったり。
嬉々としてKさんの家族や私に話すKさんはホクホク顔。
Kさんの家族は何故か困り顔でしたが、Kさんは全くそんな事に興味も無い様です。
それもそのはず、決して少なくない保証金が月々Kさんの預金口座に振り込まれるからです。
『いゃあ〜!月7万でアンテナ建てさせて欲しいってA○が来たんだよ♫』
私の父が譲った土地にその地域一番背の高いマンションを新築したばかりの80代の父の知人のKさんは、一部屋分の家賃が増えたようだと、まるで宝くじにでも当たったような喜び様だ。
実はそのマンションはオール電化。
設計士が、当時多額の補助金が貰えるとオール電化にする事を勧めてきた。
後で知ったが、そのベテラン設計士は工事をするゼネコンに自分の息の掛かった電気工事会社や設備会社を紹介して使わせて、その業者達からのバックマージンを頂くピンハネ設計士で有名だった。
ピンハネとオール電化補助金で潤うベテラン設計士。
もちろん、その設計士にも....ほじょ....あ、いゃ....、ウホン!
そのマンションから300m以内にはN○Tの巨大なアンテナ。
その後○oft○ankも営業に来て、あっという間にそのマンションと周辺は魔のトライアングルの如く携帯基地局だらけになった。
そして、月々15万円以上の保証金が80代のKさんの懐に。
保証金が懐に入るのはマンションのオーナーのKさんだけであって、周辺の住民には何も関係ありません。
電磁波の生体への影響力はその半径500m以上に及びます。
ある日、高周波測定器で近辺を測った。
電波はまだ3Gも始まっておらず、wifiのまだ無い時代でしたが、デジタル計の数値はとんでもない高い数値を計測。
そのマンションは学生マンション。
親御さんが一心に期待を込めて育てた息子や娘さんたちの最終学歴の学生生活の基本を、携帯基地局の高周波電磁波と、オール電化の低周波電磁波に何も知らずに寄り添いながら生活することに。
電磁波の多いところは磁場や波動が乱れるせいか、そのマンションは新築にも関わらず、学生が屋上でオーナーに、もちろん無断で花火を打ち散らかし、そのまま放置して、数日後80代のオーナーのKさんは発見と共に激怒した。
私はオーナーのKさんと一緒にその場に立ち会っていたが、自慢の新築のマンションの屋上は見るも無残であった。
しかし、自分のお金にしか興味がないKさんの性格を知っている私は、悪いが全く気の毒には思わなかった。
老人の暴走はKさんの家族でも止められない。
実はKさんのご家族から、Kさんが家族の意見や忠告に全く耳を傾けずに困っているとの相談を受けていた。
このお話しは約20年間前の出来事。
もちろん、携帯基地局が出来たから、電磁波の数値が高いからと言う理由で風紀が乱れると言う証拠は無い。
ガンになったり、病気になるなどの確固たる証拠も無い。
ただ、その確率が圧倒的に高くなるのは統計値データで判明するし、敏感な方なら直ぐに分かる。
日本でオール電化、どうして国を挙げての宣伝で大々的に広まり、そして今どうなっているか分かりますか?
電力のライバルであるガスエネルギー。
ガス漏れ事故などの報道がその期間中、一時的に激増したことをお気付きになった方がはいらっしゃいましたでしょうか?
まさにネガティヴキャンペーンが横行していたのです。
補助金を出す目的は様々で、もちろん素晴らしい主旨のものもあります。
ただし、建築で補助金が出たり保証金が貰える場合、引き換えに大きなリスクがある場合のある事を理解しなくてはなりません。
ここでその判断が出来る大きなポイントを教えましょう。
その補助金は大々的にコマーシャルをしていますか?
もしそうだとしたら必ずウラがあります。
補助金が出るんだ、う〜んウチもやろうかな♫♪
と安直に考える前に、デメリットや落とし穴は無いのかをご自分で考えて下さい。
選択するのはご自分です。
デメリットに気が付いたとしても、納得出来るはずです。
これ以上書くと、私のブログが落とされかねないのでこの辺でやめておきますが
設計士や建築士がマスコミなどの宣伝や世の中の趨勢に対して真実かどうか自ら考える努力をし、公共の利を重んじる信念を持ち、本当に居住者の事を考えていたなら、こんな事は避けられる事でしょう。
私たちは自分の責任で物事を考え、決断し、子孫の為に安全な環境を残すべきだと考えます。
『電磁波が怖い、どうしよう。』
どうしよう、では無く私たちの周りの電磁波環境は特定の企業が勝手に決めて構築しているのではなく、私たちの意思によって決められています。
たとえはあまり良くはありませんが、
『津波が来た!どうしよう!』
と黙ってその場に立っている事にはなりませんよね?
これから5Gの時代が始まりますが、既に最近電磁波強度がこれまで経験した事が無いほど強くなっているのをお気付きの方はいらっしゃいますでしょうか。
今までの携帯基地局と違い、5Gの携帯基地局はものすごく小さくてその取付け必要数はこれまでの携帯基地局の百倍と言われています。
何処に建てようかという交渉もほぼ無く、近くの電柱に気が付かないうちに取り付けられている事でしょう。
そして、5Gの電磁波はこれまでの放射角度を有するものでは無く
あなたの持っている携帯電話を目掛けてサーチングしながら飛び込んできます。
つまり、5Gの電磁波はあなたを追っかけてくるんですよ。
その電磁波強度は4Gの電磁波の約100倍。
私たちが今まで経験したことが無い事がこれから起こります。
新型コロナウイルスの後は5G。
電磁波に被曝(浴びること)した場合、筋力があっという間に低下して、電気信号で動いている私たちの神経のシナプスにエラーを起こします。
電磁波の被曝で一度低下した筋力はなかなか戻りません。
建材に含まれる環境ホルモンや有害化学物質を吸い込んだ時ど同様に、身体が怠く感じたり、頭痛や肩の張り、後頭部の張りや痛みを感じる方が少なくないのはこの為である場合があります。
建材に含まれる環境ホルモンや有害化学物質を吸い込んだ場合と、電磁波に被曝した場合、似たような症状が出てきます。
ですので、20年間ずっと言ってきましたが、住まいのシックハウス対策と電磁波対策は同時にしなくてはいけないのです。
ただでさえ新型コロナウイルスのような【騒動】やストレスが私たちを脅やかすのに対抗するには、私たち自身の免疫力を落とさずにしなくてはいけない。
仕事のやり方は新築コロナウイルスの登場で劇的に変わりました。
在宅勤務などで自宅に居る時間が多くなったからです。
だからこそ、自宅が建材の環境ホルモンや有害化学物質などで免疫力を低下させる事などあってはならないし、これから室内の空気質や電磁波環境の安全性がますます問われてきます。
電磁波環境で免疫力を低下させる事などあってはいけない。
私たちは自分で自分と家族の安全を守り、免疫力を低下させないように気を付けて戦って乗り越えて行かなくてはならないのです。