2023.2.1東方神起「PARALLEL PARALLEL」考察 | 東方の神が起き上がる瞬間

東方の神が起き上がる瞬間

東方神起をオタクに地味に考察しています。最新情報を追ったり紹介はしていないけど、ひとつのことを長くかみしめ、長く味わうwがテーマ。・・・なんてね。

 

東方神起 ”PARALLEL PARALLEL”だよ!

2月1日リリース東方神起ニュー・シングル『PARALLEL PARALLEL』。

東方神起らしい軽快なダンスチューンで、前作ミニアルバムの『Epitaph』のタイトル曲「Epitaph」で見せた骨太なロックテイストの男性的なサウンドとも、前作のシングル作品で見せた、ユニゾンとハーモニーがそろったメロディアスな「UTSUROI」とも全く違う、都会的で洗練された雰囲気に包まれている。

 

歌い出しはチャンミンの高音、ユノのラップパートがそれに続く。

サビ部分手前で消えたドラムがサビ部分で異なるパターンで登場、それまでと異なるグルーヴ感をつくる。

 

サビメロを追いかけるバックトラック。

ヴォーカルを追いかけるように、先導するように、まさに平行線をたどっていくかのように。

 

全体的にぐるぐると音が回っていくような不思議なムード。

人工的な音感が際立つ中で、どう歌うかっていうところで、東方神起の声や歌い方が最高にハマってる。

 

 

 

 

そして、カップリングの「No Sympathy」。「PALALLEL PALALLEL」の後に、来ちゃう!?っていう、打って変わって少しメローに、切ないメロディで、ヴォーカルを前面に出している。

PARALLEL PARALLEL」とサウンドは似ているけど、構造が全然違う。

 

「PARALLEL PARALLEL」がインストゥルメンタルも出たり入ったりする音がありながら、ヴォーカルとおっかけっこをしているかのように曲を進行させていく感じがあるのに対して、「No Sympathy」では、ヴォーカルの切ないメロディラインが主役。

歌い出しは、PARALLELと違って、ユノさん、そして次にチャンミン。二番でそれぞれのパートを交代という、よくあるパターン。

このメロディラインを甘くしないラップパートがあるから、メロディに流され過ぎない、気持ちいいリズム感が感じられる。

Trash Box 放り投げた Paradox 放り込まれた」でユノさんが作るリズムが、不意にのぞく本心のよう。

その前の「これでいいよね それがいいよね」って歌う物分かりの良さが、強がりなんだって分かる対比。

 

メロディに任せるだけでなくて、歌詞もちゃんと韻をふんでリズムを意識している分、1曲通してコトバがとても立っている。

 

今さらきみには聞けない」の「今さら」のかすれたような歌い方、これはチャンミン。「あぁ知ってたよ 僕が知らない君がいるって」の「あぁ」は小さい「あ」で表記されていて、「ああ」よりも、ため息のようなイメージで作詞されたのかもしれない。

それをチャンミンがリアルに表現しているところがうまい。

 

ユノさんのサビの歌い出しパートは「優しい嘘ならいらない」のところなんだけど、「悪いのは私なんて」のところが、最初、女性側の気持ちを女性側として歌っているのかと思ってドキッとした。こういう歌詞を歌った方がいいのは、やっぱりユノさんかな。


「No Sympathy」は、彼女が「僕」との長い同居を解消して、どこか遠くに行こうとしているっていう状況を歌ってる。

それは大きな仕事かもしれないし、留学するのかもしれない、とにかく、彼女にとって彼との関係を断ち切るための別れってわけじゃない。

だから荷造りしながら、彼が好きな歌をハミングしたりするのだ。

 

だけど「僕」は、この別れが、彼女との「別れ」にもなることが見えている。なんなら彼女の本心は、「もし別れるならそれはそれで仕方ない」と、とっくに新しい世界に旅立っていることがわかってる。

だから「僕には言えない どこにも行くなよなんて」なのだ。

 

いつから彼女の関心が別の世界に向いていたのか、それすら「あぁ知ってたよ 僕が知らない君がいるって」。

わかっていたし、知っていたけど、関係が破綻している訳じゃない、だからずっと続いてきた関係が、彼女が旅立つことでたぶん終わりになる。

彼女は「ごめんね、私のわがままで」と言ったのかもしれないし、言わなかったかもしれない。

たとえ本心を聞いたとして、「そう君なら言わない 後悔しているのなんて」

だから、あやふやなまま、うやむやなまま、旅立つ彼女を見守るしかないのだ。

 

こういう状況の中で、彼女は荷造りしながら、ハミングする。それも「僕」の好きな歌を。

なんとも残酷な明るさ。

 

一本のドラマができそうなすれ違う恋人たちの心理を、韻をふみつつ描くというこの芸当、やはりKellyさんのお仕事でしたね。

 

このシングル、今一つ期待していなかったんだけど←聴いたら久しぶりに、「私の好きな東方神起だ!」って感じでした。

PARALLELとNoSympathyを聴きに行くためにクラコンいくんだって思うほどに。

決めた。追加はやっぱり、東京だけじゃなくて、大阪行く。この曲のパフォーマンスが見たい。

 

パラレルのPVも、ティザーはあの例の茶色スーツが「うへーー」って思っていたのに、PVみたら、むしろセットとかの世界観は、茶色スーツの方が合っていたのかもって思いました。まあ、いい心変わりってことでw


ちなみに、私はAタイプを先に購入しています。

 

これ写真がすっごく良かった!!!ほかのタイプのやつも、ブログやTwitterで見たけど、写真ねらいだったら、Aタイプを買うがよろし。

あと、私の元にやってきたジャケカ。

 

ぎゃーーーーーーーー!!!シム!! (←あんまりチャンミン来ない人)

いや私、どっちが来てもいいけど、どっちでも大切にするけど、これが来たらいいなっていうタイプだったので、ちょー嬉しかった!!腕だしにレザーのアームカバーがいいねいいねいいね。

はい、もう私、来週、名古屋の初日はアームカバーつけてきます。レザーじゃなくてニットですけどもねw

 

この後、ポッドキャストでは、クラコンに着ていく洋服の話もしようと思っていますが、行かれる皆さんはそれぞれお洋服やメイク、決めましたか?私はとりあえず、「クラシック」をテーマにしようと思っています。Tシャツは、あの白いのGetしたので、それを着るけど、それを着てもクラシックになるように。

 

明日はユノさんの誕生日。明日は明日で記事をあげちゃおう。締め切りが多すぎて、最近全然寝てないけど、がんばる。

だって11日は、2人に会えるもんね。

しかも、こんな素敵なシングル曲2曲が待ってるなんて。最高だよ東方神起。大好き。

 

このブログを読んでくださったみなさまも、風邪をひいたり体調不良になられたりしませんように。

マリコは毎日1か月以上前からY1000飲んでるよ笑!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2017年にアールズ出版より出した本です。

5人時代から兵役の終わりまで、楽曲やインタビュー記事などを追いながらまとめました。

 

 

 

マリコのおすすめはAタイプだよ!
 

 

ポッドキャストをスポティファイで始めました。無料で聴けます。プレミアムなら、最後の曲がフルバージョンですが、フリーも30秒聴けちゃいます。20回目のトークテーマは「Kpopはオーディションがエモい!」です。

フォローしてもらえると、感動しますわ。

 

 

番組公式インスタ。アイちゃんとマリコで運営しています。神奈川と都内中心で美味しい食べ物屋さんを時々アップしますわ・・・!

フォローしてもらえると嬉しいですのよ!!!!!

 

 

 

 

インスタのほうがライブの話とか会場の画像をすぐに出せそうなので、東方神起しかファンじゃないですわという方も、フォローしてくださいな!