ダンピング? クソッタレが | 鍵のハニカム★スター 鍵のいらない世界を目指す、ちょっと危ない鍵屋のブログ

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《福岡市 博多区 博多駅南 マンションの解錠》

僕とは面識が無い鍵屋さんが、同業者にダンピングされて、仕事を取られたと聞きました。

不正解錠はバンピングで、今回の主題はダンピングね。

又聞きなので詳細は割愛しますが・・・

誰だダンピングなんかするクソバカ野郎は。

ダンピングとは経済用語で「不当な値引き」と言う意味です。

簡単に言うと、競争相手より値段を下げて仕事を取る事です。

まぁ、別に経営方針としては、どこでもやっている戦略ですし、法にも触れないので、問題は無いのですが・・・

僕もダンピングで仕事を横取りされ、悔しい思いをした事もあります。

僕は電話での問い合わせの段階で、明確な見積り金額を提示します。

その値段を聞いた別の業者は、その金額より値段を下げで仕事を取ります。

当然お客様は安い業者を選びます。

なので、鍵屋のように料金設定が自由な業種は、僕のように料金を明確に提示する事は不利になります。

例えば今回の鍵開け¥16200

を明確に提示します。


それを見た姑息な同業者が「ハニカムスターと言う鍵屋は¥16200もしますが、うちはそれより安い¥13000でやりますよ」

と言って仕事を取るのです。

これは、ライバルをダシにして、自分だけが儲かろうと言う発想です。

詐欺師がよく使う手口ですね。

全体の相場を見て、それより安く提示するのは、まだ良いと思いますが、相手の出方を伺って料金を変動させるのは、汚い手口です。

後出しジャンケンですね。

ガキの頃、悪さをしてパクられ、友達を売って自分だけが罪を逃れようとした奴がいますが、正にその発想です。

僕の考えが古風なのは承知してます。

でも、それが企業努力と言うのなら、名前さらして堂々とダンピングして見ろや。

僕はそんな汚ね〜野郎とは、口も聞きたくありませんけどね。


利用するお客様は「他社より安くして、何が悪いの?」と思うのは当然です。

広告などでも、他社と比べて自社がいかに安い旨をアピールする手法もよく見ます。

逆に言うと、そんな姑息な真似をしなければ成り立たない企業とも言えます。
 
しかし自分がやっている事に自信と誇りがあるのなら、他社と比べる必要はありません。

でも、皆んながお腹が空いている時、自分だけ隠し持っていたチョコレートを食べて生き延びようとするのは、人間の性かも知れませんね。

職人さんの方なら、この意味をご理解頂けると存じます。

同業者に嫌われて繁盛した企業を、僕は知らない。


僕は料金を明確に提示していますので、お客様の懐事情で、料金を変動させる事は出来ません。

これ、当たり前のようですが、実は凄くリスキーなんですよ。

相見積もりのダシに使われますからね。

つーかこのブログ自体がリスキー。

現に大手の鍵屋ですら、料金が不明瞭なのを見れば一目瞭然。

料金を明確に提示すると、ダンピングされて仕事を失うのです。

しかし本当の意味で皆様に信頼され、実績がある企業は、ネット広告で「他社より安い!」などと、ライバルを売るような真似をする必要がありません。

本当に安い鍵屋さんもありますが、他社と比べる事なく、最初から明確に安い。

つーかこの業界も、ぼったくったりダンピングしたり、変動が激しいですな。

僕は経営者としては失格者なので、自分の方針が全て正しいとは思いません。

正しかったら儲かってる。

世間がダンピングするような鍵屋を選ぶのであれば、僕は潔く散りましょう。

商売道などとカッコイイ事を言うつもりはありませんが、人としての道、自分の選んだ道、をつらぬく所存で御座います。