いよいよ、町内を出発します。



ボランティアの方々が10分早く全員集合してくれました。
『朝の貴重な時間』、衣装や草鞋(わらじ)の点検に使わせて頂きました。

いよいよ巡行に向けて、準備します。


巡行用のチイサナ車輪が取り付けられました。

担ぎ棒も付けられました。
後は、明日の早朝作業です。

巡行用の給水車を組み立てました。



組み立て中
【解説】
近年、夏の暑さが酷く、熱中症対策の一環として用意しました。組立式のリヤカーです。
巡行路の各所に給水スポットが設けられていますが、我慢せず冷水が飲める様にしています。

宵山の朝、巡行の為の準備が始まります。

 

 
巡行用の下様の御神体を、担ぎ上げます。
実は御神体の『足』が、異様に長いのです。
 
所定の位置に固定します。
 
胴掛の内側で、足を山に固定します。
【解説】
浄妙山は、僧兵の筒井浄妙(下様)の頭の上を一来法師が飛び越える『瞬間』を表現しています。
巡行と言う不安定な状況でもその『瞬間』を保
ち続ける為に下様の足を長くして、お山に縛り付けました。
単に『栓』で止めるだけだと『よじれ』に耐えられないからです。
数十年前迄は、宵山終了後に『足括り』をしていました。そうすると、作業の終了が午前2~3時になります。
『ブラックな作業環境』を是正しました。
 
風呂敷を被せ、『ステルス化』の完了です。
【蛇足】
「御信心の篤い方には、何も見えない」ことに、なっております。(大笑い)
 
-----
【参考】 2024/06/27、追記
足括り関係の記事、索引
2016年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12183334516.html
2017年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12295150602.html
2023年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12813229576.html
-----

 

NHK BSプレミアム『祇園祭の夜』にて、宵々山の風景が生中継されました。





明後日(24日)、当番行事が京都市庁舎前で、京都市長に対し『鬮改めの儀』を執行します。

マンションの1階フロアに飾り席のスペースが設けられました。


朝から、御神体の着付け(組み立て)に取り掛かります。

ようやく、飾り付けが終わりました。

表の駐車スペースに授与所(販売用テント)が、設置されました。

お山に胴掛けを、取り付けます。



黒いラシャ地の雨用の胴掛けです。
巡行時に雨天の場合は、透明ビニールを被せます。

虫干しを兼ねて吊るしてます。
明日からはエジプト図など、ビロード図柄の胴掛けを展示します。