祇園祭の中で、おそらく浄妙山だけの作業です。
御神体の上に御神体が乗ると言う2階建の構造のため、下様(筒井浄妙)は頑丈に山へ縛り付けます。単に栓留めするのでは巡行中の揺動で、材木が割れてしまうからです。
従来は宵山の後、午後11時以降に作業していました。
しかし終了が午前2時近くになり、翌日の巡行準備が午前5時頃から始まるので、作業の見直しを図りました。
 

一時収納場所から、下様の御神木を持ち出します。

 

御神木を山へ引き上げ、組付けます。

 

京都テレビが、取材されていました。

 

長い足を縛り付けています。

 

御神木では目立つので、カモフラージュします。

 

ステルス化、完了。何か見えますか? (笑)

 

上記の作業中、飾席の下様(右側)は、何事も無かったかの様にして居られます。

(注記) 下様(筒井浄妙)は、飾席用の御神木に衣装とお面を付けておられます。

なお左側の上様(一来法師)は、そのまま巡行に参加されます。

 
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【参考】 2024/06/27、追記
足括り関係の記事、索引
2016年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12183334516.html
2017年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12295150602.html
2023年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12813229576.html
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