宵山の朝、巡行の為の準備が始まります。

 

 
巡行用の下様の御神体を、担ぎ上げます。
実は御神体の『足』が、異様に長いのです。
 
所定の位置に固定します。
 
胴掛の内側で、足を山に固定します。
【解説】
浄妙山は、僧兵の筒井浄妙(下様)の頭の上を一来法師が飛び越える『瞬間』を表現しています。
巡行と言う不安定な状況でもその『瞬間』を保
ち続ける為に下様の足を長くして、お山に縛り付けました。
単に『栓』で止めるだけだと『よじれ』に耐えられないからです。
数十年前迄は、宵山終了後に『足括り』をしていました。そうすると、作業の終了が午前2~3時になります。
『ブラックな作業環境』を是正しました。
 
風呂敷を被せ、『ステルス化』の完了です。
【蛇足】
「御信心の篤い方には、何も見えない」ことに、なっております。(大笑い)
 
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【参考】 2024/06/27、追記
足括り関係の記事、索引
2016年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12183334516.html
2017年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12295150602.html
2023年
https://ameblo.jp/honeya-cyo/entry-12813229576.html
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