『京都・祇園祭ボランティア21』様主催のオリエンテーションに出席しました。


梅雨入りし時折強い雨が降る中、600名を超える関係者で熱気に包まれました。
会場で配布された資料です。


浄妙山では早くから舁き手のボランティアをお願いしています。(注)


会場には京都市長も公務の合間に駆け付けられました。

また『KBS京都ニュース』でもTV報道されていました。

(注)
合同巡行の前は、前祭で舁き手をされた方が後祭でも舁き手を引き受けて頂きました。
それが合同巡行となり舁き手不足が露呈しました。
難儀していた折に助けて頂き、それ以来お世話になっています。

 




ようやく発行の運びとなりました。

初版から約30ページの増量となり、鷹山も載っています。



価格は、2,500円。三密堂書店で購入しました。



案内のパンフレットも載せておきます。



 


4月20日、山鉾の曳き手・舁き手や巡行時の支援(辻廻しの給水、巡行参加者への冷水提供など)に携わっておられる、京都・祇園祭ボランティア21 様の四十周年記念行事に参加してまいりました。

 


京都府副知事、京都市長、八坂神社宮司、祇園祭山鉾連合会理事長はじめ、関係者多数が集いました。

私たち浄妙山は昭和59年の創立以来、舁き手のお世話になっています。

会場では昨年・一昨年に舁き手としてご協力頂いた方々との再会もあり、旧交を温めました。

いよいよ「今年も祭の準備が本格化する」との感慨を持ちました。






期間:11月15日(水)~20日(月)

場所:NTT西日本三条コラボレーションプラザ

(地下鉄、烏丸御池駅、南改札から5番出口を出た所に建つNTTビルの1階)

時間:11時~17時(最終日は15時迄)



内容:

テーマは「祇園祭山鉾行事」と「風流踊」

展示は 松田 元 氏(郷土史家:H10逝去)の原画や切り絵

祇園祭後祭の山(鯉山、浄妙山、八幡山など)の昔の写真


(浄妙山の展示)

いよいよ、町内を出発します。



ボランティアの方々が10分早く全員集合してくれました。
『朝の貴重な時間』、衣装や草鞋(わらじ)の点検に使わせて頂きました。

いよいよ巡行に向けて、準備します。


巡行用のチイサナ車輪が取り付けられました。

担ぎ棒も付けられました。
後は、明日の早朝作業です。

巡行用の給水車を組み立てました。



組み立て中
【解説】
近年、夏の暑さが酷く、熱中症対策の一環として用意しました。組立式のリヤカーです。
巡行路の各所に給水スポットが設けられていますが、我慢せず冷水が飲める様にしています。

宵山の朝、巡行の為の準備が始まります。



巡行用の下様の御神体を、担ぎ上げます。
実は御神体の『足』が、異様に長いのです。

所定の位置に固定します。

胴掛の内側で、足を山に固定します。
【解説】
浄妙山は、僧兵の筒井浄妙(下様)の頭の上を一来法師が飛び越える『瞬間』を表現しています。
巡行と言う不安定な状況でもその『瞬間』を保
ち続ける為に下様の足を長くして、お山に縛り付けました。
単に『栓』で止めるだけだと『よじれ』に耐えられないからです。
数十年前迄は、宵山終了後に『足括り』をしていました。そうすると、作業の終了が午前2~3時になります。
『ブラックな作業環境』を是正しました。

風呂敷を被せ、『ステルス化』の完了です。
【蛇足】
「御信心の篤い方には、何も見えない」ことに、なっております。(大笑い)