今日は、来年春公開、映画リスタートの、同級生たちについて書きたいと思います。
品川さんが「映画を撮り終えてからも主演女優がこんなにも毎日熱い想いでブログ書いてるのはなかなかない」とおっしゃってくださいましたが、
それを言われてから
褒められたような気持ちになって
しばらくはニヤニヤしていたんですが、、
よーく考えたら、
他に演技の仕事がないからそりゃ気持ちがそのままだよな!
という結果になりまして。
ニヤニヤも止まりました。
みんなはもう次の演技の仕事などスタートしているようだ…
でも、私はこの映画をどうにかしたい!
せっかく初めて演技したんだ!
ていうか主演だ!
どうにかしてやる。
どうにか。
ってなわけで話を戻して、今日は私演じる未央の同級生たちについて。
同級生メンバーは、
純情アフィリア所属、
夏目ベール演じる、みち
藤井くん演じる、なおき、
阿部くん演じる、良太、
ひなみ演じる、あん
と、SWAY演じる大輝。
この5人が私の大事な同級生。
みんなとは、北海道での演技。
東京で傷ついた未央をやさ〜しく、やさ〜しく、
癒してくれる最高の同級生。
一人ずつ思い出を書いていこう。
まずは阿部くん。
(阿部くんと妹役夏帆・ゆり)
あべくんは、本当に見るだけで笑いが止まらないほど面白い人。
現場で事件を起こすのはいつも阿部くん。
問題児の阿部くん。
中野さんを怒らせたのも阿部くん。
いつも阿部くん。
でも優しい阿部くん。
「エミリさん、これあげます」と、
リポビタンDをくれた。
あまり寝てない私を気遣ってくれた。みんなも寝てないのに。その時に本当に優しい心の持ち主なんだな〜と思いつつ、なに企んでんだ?とも思った。私を阿部の傘下に入れて、阿部擁護派にするつもりだったのだろうか?
(冗談だよ、嬉しかったよ)
それにしても、阿部くんはなにを考えているのかわからない。そこが彼の魅力だ。
阿部くんは、演技も面白い。
現実世界と演技の世界、二つに橋をかけて面白い。一人の人間としては不思議なところもたくさんあるが、俳優のことはわからないけど、素敵な俳優だと思います。阿部くんの演技に注目してくださいね。
じゃあね、阿部くん。
次は藤井くん。
藤井くんとの思い出というか、私が勝手に印象に残った場面があって。とあるシーンの撮影中に藤井くんは静かになった。もともとうるさいタイプじゃないけど、より静かになった藤井くんをみんなが「どうしたー!!」と気遣っている場面があった。藤井くんはそれでも静かだった。
私は私で次のシーンの演技について考えることがたくさんあって、その会話にはあまり参加しなかった。私はその時演技の沼にハマっていたからね。
うつむきながら藤井くんを見ると、藤井くんも何か考えているように見えた。
もしかして、私と同じで演技について考えてるのかな?私がハマってるこの沼と同じような何か、君も考えてるの?
それとも疲れた?眠い?
けど聞けなかった。今も聞けないままでいる。
でもあの時の藤井くんには、なんだかとても親近感が湧いた。藤井くんは気を遣えるいい男。丁寧な言葉遣い、落ち着いたトーンで話す優しい男。
同級生なおきもそうだ。近すぎず、遠すぎない距離で未央を元気付けてくれる。
最後のライブシーンのなおきの顔が今も忘れられない。共演者として、同級生としてあの同じ空間にいられたことは、本当に感謝してる。もっと話したいなあ〜藤井くん。
次はみち役、ベール。
というか、使いすぎ。
飲み会でもみんなの飲み物を聞いたり、空のグラスにいち早く気づいて注文する、いわば体育会系。
でもわかる、私には分かる。なんとなく自分に似ている。
ベールは真面目で働き者で正義感が強い子。
(じゃあ私自己評価高過ぎじゃね?)
そんなにしっかりしてて、時たま息を抜いてよね〜って思う。
(歳上ぶるやつはそう言う)
ベールにも話したけど、これまたとあるシーンでベールが独り言のように、何か自分に言い聞かせていた。
そのシーンでの自分の役割を深く考えていたようだ。
そういうところを見て、私と同じで考えすぎるタイプなのかなあ〜?と思うと同時に、
本当に真面目でいい子だなあと思った。一緒に演技してて気持ちがよかった。ベールの体育会系気質もその要因だろうな。
んで、ベール演じるみちは私の幼馴染を思い出させた。優しくて、たまには叱咤激励をしてくれる、幼馴染。
似ているんだよねえ。
みちの接し方が。あいつにも会いたいなあ。
未央みたいな破天荒な人間には、みちのような寄り添ってくれる人が必要だ。
甘えたい時に甘えさせてくれて、でもちゃんとしようね、って言ってくれるような。
都合のいい友達じゃなく、本当の意味の友達。
それが「みち」だ。
きっとベール自身もそういう人間なんだと思う。
適当なことは絶対に言わない、ちゃんと考えてから物事を発言する人。
でも!ベールは楽しさも忘れない!
ゆりと、ひなと、ベールで話してた時もしっかりふざける。お茶目なところも大好き。
そんなバランス良くて可愛くてなんでもできちゃうベールを尊敬してるし、大好きである。
ベールがこの撮影を終えて自分のグループに戻ってから「明るくなったね」と言われた話を聞いた時、なぜか私もすごく嬉しかった。関係ないのに嬉しかった。親心のような何かなのか…
そんなベールの所属グループのライブが今度あるということで行く予定なんだけど超楽しみ。
いつものフィールドで戦うベールを見に行くぞ。
お次はこの人、
あん役の、ひな。
20歳のピチピチガール!
ほぼ毎日一緒にいるよね〜。うちに住んでる?
可愛い妹ができたようで嬉しいのに、実際はひなの方がお姉さん。私がトイレ行きたがってないかまで気をつかってくれる人。
ひなみは、本読みの時に隣になったことがきっかけで仲良くなった。
20歳と聴いてびっくりしたけど、
「同級生役だし敬語やめよう!」と行ってその日お茶に行ったのが懐かしい。
ひなみに私の最初の印象を聞いたら
「エミリは怯えていた」だそう。
私は大抵、第一印象は「こわそう」と言われるのに、「怯えてそうだった」と思える20歳は只者ではない。
そもそも、私ダセエって話なんだけど。
ひなの演技には驚かされる。
とっもナチュラルで、その場の空気を変える力がある。いや、変えるんじゃない、支える力があるんだ。
どこのグループの中にも、一人はあんのような、こういう元気キャラがいる。
だけどその中でもあんは個性的。
革ジャンとへそ出しルックが似合うしね。
ひなは、ものすごく演技が大好きなんだなあって思う。カメラマンさんに自分の位置の相談したり、増やせる動作を自分で考えて、さりげなーくやったり、アドリブがうまい。
ただ、ただ驚かされるばかりだった。
私が演技で悩んでいたり、現場での立ち振る舞いに疑問持った時はまずひなに聞いた。
ひなは、私のことをいつも「あんたが主役なんだから」と背中を押してくれ、親身に話を聞いてくれた。どっちが歳上なんだよ、、情けないなあ〜と思っても私には余裕がなかったからすごく助かった。
今思うと、ひなだってこの作品に真剣に取り組んでるって言うのに、情けない28歳が頼り過ぎてしまったと少し反省している。
ありがとう。
ひなは、女優としてこれから絶対に売れて欲しい。ひなの演技をスクリーン越しにたくさん見たい、純粋に、そう思った。
ライブシーンのひなの顔は、私自身が泣いてしまいそうだったからあまり見れなかったんだけど、
歌う前にひなが「うちらの顔見える?」って聞いてきたから、こりゃ見なきゃ、と思って1テイク目は自分のことで精一杯だったけどそのあとは見るようにした。
ネタバレしない程度に、
ひなは最高の顔をしてた。
あんは、最高の顔をしてた。
絶対見て欲しい。
本気で戦ったこの映画。
みんなこの映画をきっかけに何かが少しずつ変わり始めている。
私たちは、絶対何かできるはず。
そう信じてる。
でも、お分かりの通り、阿部くんと藤井くんとはまだまだ距離を詰めなきゃなりません。
写真撮らないと、、、。
品川ヒロシ監督最新作
「リスタート」
公開されたら絶対見て欲しい。
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