こんにちは、男女J-pop/フォークデュオ、HONEBONEのVo.担当高円寺系ハーフのEmilyです。



監督をはじめとする、演者たちが盛り上がる中、私もモノカキとして負けるわけにはいかない。


何より、ブログを書くのが好きだから楽しい。
全員について書くつもりどん。
しばしお付き合い願いますよ。




この間は両親役の中野英雄さんと黒沢あすかさんについて書かせていただいたけど
(そのブログはここから読めます)
⬇︎


今日はこの男について。

ヒップホップグループ・DOBERMAN INFINITYのメンバーであり、
劇団EXILE所属の水も滴るいい男、

その名も…
SWAY(スウェイ)
え?ハーフ?と思った方、北海道生まれだとよ。
SWAY演じる大輝についてだ。
(私の同級生役)
(似合うなあ学ラン)



はじめ、SWAYが出ると知った時、
正直ビビっていた。

前からアーティストとして知っていたし、
本物はさぞイケメンなんだろうなあ…と思っていた。
(え、そこ?ビビってなくない?)



読み合わせが3回くらいある中で多忙な彼は、最後の一回にだけやっと参加。

そこに至るまでなんだか焦らされたような感覚に陥ったのも、SWAYならではの技。
(何の話?)


読み合わせで、初めて顔を合わせた時に思ったのは、、、





で、でけえ!(身長)


小せえ!(顔)


肌超綺麗!(肌)


イ、イケメン!(全体)


であった。。
(おい、集中しろよ…)




私は、SWAYが来る日まで品川さんと大輝のシーンを練習させてもらう機会が多かった。
私の中で大輝=品川さんになりそうだったところ、その日の読み合わせですでにグッと…心を掴まれたわけよ。心配は無用だった。
(なんで爽やかな男なんだ)

SWAY演じる大輝は、私が演じる未央にとってとっても大切な存在
傷ついて北海道に帰ってきた未央の背中を、大輝は、大輝なりに押していく。
そんで寄り添ってくれる。

そのやり方が少々荒々しくとも、それは大輝だからなせる雰囲気。



私は東京でのアイドルシーンや、
かもめんたる・う大さんとのシリアスなシーンでかなりメンタルを削られたいた。。

東京では、辛いシーンが多かった。


SWAYとは、先の北海道で共演ががっつりあったため東京ではあまり交わる機会がなかった。

そんな中、とあるシーンで現場にきたSWAYが、
「よ!」と、ハイタッチをしてくれた。


なんて気さくな人なんだ…



私はといえば、心中穏やかではなかった…
こんなアメリカンな顔なのに実はあまり気さくではない。大和撫子なのだ。

心が中学生男子のよう、
「どどどどどうやって挨拶すりゃい?」

だのなんだの考えている間に、
彼はハイタッチをしてきた。

「よ!」
私は自分がバカバカしくなった。


その時、
「やってけそうや」と思った。
心の焦りがなくなっていった。
相手はプロだ、身を任せればいい。
そう思った。


SWAYとは、北海道に入って初っ端からかなり心も体もえぐられるシーンを撮ることになっていた。
北海道の大自然の川の中で演技をする。
聞いただけじゃ、楽しそうじゃん!って思うよね?

しかし、、、
北海道の綺麗な水はとても冷たかった。
それはもう、それはそれは…冷たかった。
それに流れも強ぇええ。
こえぇええ。
大男SWAYですら、震えていた。。


ネタバレできないのであまり詳しくは話せないが、このシーンもとってもとっても大事なシーンで、
私がスイッチを入れてもらったシーンの一つでもある。



大輝は幼馴染なのに、
SWAYとはまだ知り合ったばかり。

私、できるんかな、
自然な演技できるんかな。
まだ恥ずかしいな、照れるなあ…イケメンだし。


そんな不安があったんだけど、北海道の川は私の心を別世界へと連れて行ってくれた。川に入った瞬間、私の中の邪念が全てぶっ飛んだ。

「オイ、お前のそれ、全部ここに置いてけよ」

と言われたような感覚。

急に背筋がピンと伸びた。


大輝と向かい合って、
涙するシーンがあるのだが、

私はもうぐじゃぐじゃに泣いた。
泣いてしまった。
そこが使われているとするなら、劇場で見てほしい。


大輝の瞳がまっすぐ、
未央を捉えて逃さない。
そんで包み込んでくれる。


SWAYは大輝そのものだった。
途中から大輝なのかSWAYなのかもう分からなかったし、どっちでもよくなっていた。

何度だってやり直せるのに、
お前はどうして悲劇のヒロインになりたがる?

やり直そうとしろよ。



そんな風に言われてるような目だった。
実際はもっと心に響くセリフを大輝が言う。


大輝の目を覗き込んだ時、私は走馬灯のように東京で体験しシーンが蘇った。挫折したシーン、う大さんとのシーン、アイドルのシーン。


今ここにいる自分。


目の前の大輝、
本気でぶつかってくれるSWAY。

周りの自然。

周りのスタッフさん。

モニター前の品川監督。

だめだ、思い出しただけで泣けてくる。



全てが私の胸の中に渦を巻いてうごめいた。
その瞬間、私はたまらなく悲しくなった。
未央は悲しくなった。

そんで、私自身もとっても悲しかった。
自分の人生の悲しいパートが全部流れ込んできた。

劇中で作った曲が流れる。
頭の中でリフレインする。

完全に役と、自分の人生を重ねた瞬間だった。
公私混同と呼ばれても仕方ないが、


大輝がそんな私を全部を許してくれるような、
そんな気持ちになった。


今まで抱えてきた自分の問題や、
未央が体験した悲しい出来事が
見事にマッチした瞬間を、


大輝と、あの川が流してくれるような感覚だった。





SWAYという男は、底知れない。
(監督どうしたの?)

私はこの短期間で彼の何を知れたんだろうか。
分からないけど、私は彼が大好きだ。
大輝もSWAYも大好きだ。

大輝も、SWAYも、
私からすると太陽のような人間。



私と未央は、影のような人間。



綺麗に、陰と陽。
対極に位置する二人は、面白いバランスでそこに存在する。

SWAYの人生を私は知らない。
けど、私には太陽のように映ったんだよな。


でも、彼の眩しさは羨ましすぎず、優しいあたたかさを残してくれる。


現場が明るかったのも、SWAYがずーっとニコニコしてくれていたからだと思う。
中野さんも、SWAYが大好きだといっていた。


この作品を通して彼に出会えてよかったなーって単純に思う。ムードメーカーSWAY。
バキバキボディのSWAY。




けどな、


一つだけ言わせろ?


演技が終わって私が川に流された時、助けてくれなかったな?


それだけは忘れねえ!
大輝もSWAYもゆるさねえ!!!


なんつってな!


クラウドファンディングがなんと、
目標500万円を超えて、550万円にまでのぼっております。たくさんのご支援、本当に感謝でございます。

まだまだご支援お待ちしております。
ここから、どうぞ⬇︎


一緒にこの映画の共犯者になりませんか?
(このセリフは劇中で誰かが言います、探してみてね)


そして、DOBERMAN INFINITYのMVを品川さんが撮ってるっちゅーことではっとくわ。
あ、HONEBONEのもみてね。