先週末は大学柔道部の試合を応援に関西へ。
これが4年生最後の試合だったが、なかなか良い試合だったと思う。
試合後に指導陣と4年生の話し合いがあり、その場に同席させていただいたが、なかなか折り合いをつけにくい状況に陥ってしまった。
それぞれの思いがあり、その判断材料を充分に持ち合わせていない自分としては、軽々に発言すべきではないと思い、学生に対しては意見を述べずに終わったが、ひとつだけどうしても気になって、いまでも心に引っ掛かっていることがある。
師範や監督との会話の中で、ある学生幹部が、その場にふさわしくない言葉を発したのだ。
その言葉は、相手に向けて発したものではなかったが、聞いて不快になる単語の一つであったことは間違いない。
その学生が語彙に乏しいのならともかく、本人も「あまり良い表現ではないですが」と前置きをしていることから考えても、別の表現方法があることは承知した上で、その言葉を選択したのであろう。
話し合いに対してのイラつきを、これらの汚い言葉を使用することで間接的に表現したかったのかもしれない。
しかし、私としては「なかなか大した奴」という彼の評価が一変しかねないほどの衝撃だった。
いままで築き上げたものを一瞬にして破壊する、言葉とはそれほど威力をもった武器である。
その先端が鋭利な武器で相手を突けば、それ以上の威力をもって突き返される事を覚悟しなければならない。
いままで彼の素晴らしい試合で何度も感動をいただいた自分としては、この一言が残念でならない。
その場にいた他の方々はどのようにその言葉を聞いたのだろうか・・・
現在、当社も様々な課題に直面しているが、言葉に関係する問題が少なくない。
相手に物事を伝える際の「言葉の選択」を誤ると、場合によっては相手(もちろん自分も)の人生を変えてしまう事もあることを理解しなければならない。
当社が「人に誇れる会社」を目指すのであれば、売上よりも利益よりも、まずはこういったことを真剣に考えるべきだろう。
またもや柔道部に学ばせていただいた、ありがとう。