「2021年 US女子オープン」 | HONDAのブログ

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まさかの展開だった、朝起きてTV見る・・日本人2人(正確には

 フィリピンと日本人)のプレーオフ まさか まさかの展開

初の日本勢対決、笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフで日本中

が大いに沸いた全米女子オープン。

その裏で大逆転負けで屈したレクシー・トンプソン(米国)には

残酷な18ホールだった。

(笑顔見せるが目はうつろなトンプソン)

全米の期待を背負って 9H終了時は「誰もが楽勝」を予感した

のに (野球でいえば 9回 2アウトから 四球を連発してスト

ライクとりにいった球を逆転安打打たれたようなもの)

ベン・ホーガン、アーノルド・パーマー(ともに米国)の“ザ・オリン

ピッククラブの悲劇”を味わった1人に名前を連ねることになって

しまった。日本人が優勝する陰で残酷な仕打ちに会うトンプソン

を思うとしのびない気持ちです。 

笹生に1打リードの首位で迎えた最終日。トンプソンは1番パー5で、

2打目をピン下3メートルのイーグルチャンスにつける(結果はバー

ディ)など序盤から絶好調ぶりを見せつけた。その後もほぼミスの

ないプレーで、一時はリードを5打まで広げる。さらにバックナイン

を迎えた時も4打リードと、このまま独走すると誰もが思った。

そんなトンプソンの最初のミスは11番パー4。花道からのアプ

ローチを大きくショートさせてダブルボギーを叩き、潮目が変わ

った。畑岡が終盤に猛追してきた。

1打リードを守って迎えた17番パー5では、「風が違う方向に吹い

た」とミスジャッジ。ここでのティショットを左ラフに打ち込むと、

「これまで見たこともないひどいライ」で2打目はフェアウェイに

出すだけになった。狂ったリズムは戻らず、3打目もグリーン

をショート。さらに花道からパターで寄せたが、(ここでパター

を使うのを見てトンプソンの弱気をはっきり感じた)これもピン

を1メートル以上オーバーすると、パーパットを沈めることが

できず、逆にバーディを奪った笹生、畑岡に並ばれた。

最終18番パー4ではティショットをフェアウェイに置きながら、

セカンドショットをショートさせてバンカーへ。最後は3メートル

のパーパットを打ちきれず、終戦となった。「このコースはこう

いうことが起きるコース…」とぼうぜん自失だった。

“こういうこと”というのはおそらく…。

過去5回、男子の全米オープンが行われたコースでは、

これまでにも“悲劇”を味わった選手がいた。

(サンフランシスコ西海岸 断崖にコースがある。ゴルフコース

 密集地帯 05年にこの前を通ったことがある 金門橋も近い)

1955年に無名選手だったジャック・フリーク(米国)が、ホーガン

を18ホールのプレーオフのすえ破り、ゴルフ界で最も歴史的な

勝利となった。66年は残り9ホールで7打リードしていたパーマー

が突如崩れ、ビリー・キャスパー(米国)に並ばれ、さらにプレー

オフで敗れた。トンプソンは偉大なレジェンドが経験した、

こんな悲劇に思いを馳せたのかもしれない。

26歳になったトンプソンは、ツアー1の人気選手でもある。

多くのファンから声援を送られながら終始笑顔でプレーして

いたのが印象的だった。「今は笑うのがとてもつらいけれど、

でも素晴らしい1週間だった。ここで学んだことを次の戦いで

生かしたい」。最後まで気丈に話し、堂々とコースを立ち去った。