昭和に生まれた人間は つい今年「昭和90年」なんて言うてしまいます。
子供のとき 近所の 「じいさん」が 「今年 明治100年やな」というてて
(何をこのじいさん言うてるのかな?今は昭和やで・・・)と 思うたのを
思いだします。それはそうとして 昭和20年の敗戦(うちのおやじは 口惜し
かったのか 敗戦とは言わず いつも終戦というてた)
後の 「戦後」というのは昭和20年~「いつ」までなのか?と最近考えます
日本の経済白書には 昭和30年4月発行に「もはや戦後ではない」と書かれて
いるので あと30年ぐらいしたら 教科書には「S20年~S30年の10年を戦後」
と 位置ずけられるのかな と おもいますが
昭和 30年代を子供として過ごした 自分には 昭和38年が戦後の終焉だった
という 記憶があります。
なぜ 昭和の38年かというと S39年の東京オリンピックは まさに「もはや戦後ではない」
と 子供心にも 感じた(子供がそんなこと感じるのか?といわれても)そう感じた
というのは 説明のつかない 空気があったということ。
明日より 昭和38年の「こだわり」を 思いつくままに 書いてみようとおもうてます。
深作欣二の 映画も 多く S38年に時代設定して 作っている・・・
彼にも S38年が 忘れられない年だったんじゃないかな?と勝手におもうてます。