ラストラン ~鈴鹿NGK杯予選~
久々の投稿です。
…このセリフ、多いな笑
さて。
いよいよ北折にとって、自身最後のレースとなりました。
舞台は鈴鹿。思い入れのあるNGK杯です。
思い返せば…
鈴鹿近畿GP125では、僕のロードレースデビューとなったNGK杯。
大学生最後のレース…逆転チャンピオンをかけて臨み、見事に散ったNGK杯。
社会人としてST600で臨んだNGK杯は、2年連続でシケイン転倒。
3度目の正直で臨んだNGK杯、やっと表彰台を獲得(4台しかいなかったけどね笑)。
1000ccクラスに乗り換えてからは、しばらく参戦していませんでしたが昨年、久々にエントリー。
寒いけど、最もレベルの高い地方選と感じるシーズン最後のレース。
ここを最後にしようと、1年前から決めていました
今回は、順位やタイムは気にしません。
目標としてそんなものには一切目もくれません。
昔から、興味があるものでも、流行りだすと一気に冷めるタイプでした
あまのじゃくってやつでしょうか
だから今回、目指したものは“最高速”。
これだけです
ただ単純に、チキンレースの様な真似をするワケではありませんよ
1年間かけて、しっかりとエンジンは作り上げてきました。
走りも、コーナーの立ち上がり方や、ストレートでの伏せ方、ライン取りなどを勉強し、空力もGTやF1、乗用車にまでインスピレーションを受け、全てを注ぎ込んで来ました
そして今日は予選。
国際ライセンスホルダーによって争われる、JSB/ST1000クラスではトップスピードである301.8㎞/hを記録しました。
全日本選手権Rd7最終戦オートポリス決勝
決勝結果!
21位完走です
完走と言っても、なかなか悔しいレースでした
得意なスタートでは、他車と接触をしてしまい、ポジションを上げることができず…
接触してしまった相手の方は、その瞬間に転倒をしてしまい、レースをすることが出来ず、とても申し訳ない気持ちです。
しかし、レース後には逆に、わざわざテントまで来て下さり…
「レースだから仕方ない、お互いに気を付けよう、完走できて良かったね!」
と声をかけてもらい、気分が晴れました
レース展開はと言うと、前方の3台グループに食らいついて行こうと必死でしたが、ジリジリと離されてしまいます。
集団がバラけ、どうやら後方との差は序盤から築けた模様
前方とは、一時2~3秒離されてしまったものの、自身のペースを維持しようと全力全開
タイムは予選を上回る55秒中盤。
すると、次第に差が詰まってくるのが分かり、どうやら相手のペースも落ちてきている様子。
最終ラップのジェットコースター右でインをさしますが、相手も引かずにサイド・バイ・サイド…
また接触、転倒という事態は避けたいと冷静になり、一歩引いてチャンスを伺います
最終コーナー手前から、切り返してホームストレートで、全神経を集中してコンパクトに身体を畳みましたが…
100分の1秒差で負けました。
21位というポジションは、自身のレースでは悪くない結果だと思います。
最高時速は293.5㎞。
上位陣より、誰よりも速かったそうです
ちなみに、これは吉田も同じく
当たり前っすよ。
だれが組んだエンジンだと思ってんの笑
また、写真を交えながら書きます