2014年1月 甲状腺癌 宣告
2014年8月 甲状腺左葉切除手術
3年の時を経て
2017年11月 甲状腺癌 再発 リンパ節転移
2018年4月 リンパ節切除手術 予定
2014年当時17歳。
現在2018年 21歳。
甲状腺癌と闘う21歳の葛藤を、
ブログという形で残しておきたくて。
この気持ちを忘れてはいけない気がして。
自己満ではありますが書き留めていきます。
少しでも癌で苦しんでいる方がいたら、
一人じゃないですよ。ってことを伝えたいです。
*
*
退院当日。
まさか手術の2日後に退院できるなんて、
私ももちろん母も思っていなくて、
(普通よりも早く退院できた理由は
を先に読んで下さい)
お母さんも慌てて退院の準備!
私は動けずなにもできないので
ただボーっとベッドに座って、
最後に私服に着替えただけ笑
そして窓口での退院手続きも終わり、
久しぶりに車に乗って帰るところまでは
前の記事に書きましたが、
それからのこと!
お母さんに、
「ねえ退院することお父さんに言った!?
ばあちゃんに言った!?」
と聞くと
「言ってないよ〜!」
とのこと
「秘密にして帰ってびっくりさせたい!
言わないで帰ろう!!」
と言うとお母さんもノリ気笑
サプライズすることに!!!
喜んでくれたらいいな〜
びっくりするだろうな〜
そんなワクワクした気持ちのまま帰宅!
片道2時間弱の道のりを
ひたすら車の振動に耐えながら、
やっと家に到着
普通にお母さんと家の中に入ると、
おばあちゃんと妹がいました
「・・・・!?」
ふたりとも何も言葉を発さず、
私を見ると完全に驚いてました
おばあちゃんは、私が一時退院でもしたのかな?
と思っていたらしく、
妹はただびっくりしていて、
「退院してきたよ!」
と言うと、
「えぇ〜〜!?」
「嘘だあ!!!!!」
と、かなりびっくりされました笑
おばあちゃんと妹には、特にどのくらい
入院するかも言ってなかったみたいで、
まさかこんなに早く帰ってくるとは
思ってなかったみたいでした
そうこうしているうちに、
お父さんが帰宅してきました
普通の顔して座ってテレビを観ていて、
「おかえり!」
と言うと、
これまたかなりびっくりした顔をしたのと同時に
状況がすぐ理解できたのか、
すーーっごくニコニコ笑顔で、
「もう退院できたのか!!」
とお父さん。
みんなをびっくりさせられて
私はもうただ満足笑
そしてその日は、私の地元で有名な
大きな花火大会の日
お母さんとお父さんに行こうと言われて
少し遠くの場所から
花火大会を見ることに〜
(妹は友達と花火大会へ出かけました)
もちろん首を上に向けるのは
痛いし怖いから、行くか迷ったけど、
もちろん答えは
「行きたい!!!見たい!」
の一択笑
退院した日に花火大会なんて、、、
っていうのが普通な感想だと思いますが、
ほんとにもう気持ちは元気でした
そして花火大会、今年は見れないのか〜と
落ち込んだりもしていたので、
まさか見れるようになるなんて、、
私には行く意外選択肢はなかったです笑
そのくらい、本当に、
自分でもびっくりするくらい、
回復が早かった。
ポジティブに前向きに、
痛くても辛くても
「こんなの大丈夫〜!
今ちょっと我慢すればいいだけだし、
人生で考えたらほんの少しだけだ!!
もっと辛い人いっぱいいるんだから、
私はこのくらいでクヨクヨしない!」
そしてなにより、
「絶対すぐ治す!絶対すぐ退院する!」
と、入院した時から意気込んでました
気持ちって本当に大事だなあって、
心と体は本当に繋がってるなあって、
人生でこのとき初めて実感しました
辛かったけど、
怖かったけど、
逃げ出したかったけど、
手術なんてしたくなかったけど、
頑張って良かった!!!!
そんな気持ちになれた入院でした
みんなから退院を祝福してもらえて、
すごく喜んでもらえて、
「元気そう」って安心してもらえて、
それだけで良かったです
end