私がジョナサン・キャロルと出会ったのは、
もう20年くらい前。
上板橋のたしか一葉書店という名の小さな書店です。
創元文庫がズラっと並んでいて、
ミステリーもファンタジーも大好きで、創元推理文庫っ子だったので、
夢の空間かと、めまいを感じたほどでした。
その中でもひと際目をひいたのが、このタイトル。
しかも読んでビックリ。
超絶のおもしろさ。
それ以来、出版された本は全て何度も読み尽くし、
途中、引っ越しでなくした分を買おうとして、
「絶版ですよ」という非情の声を聞き、
それでも最近、巷の本屋でジョナサン・キャロルが手に入りやすくなったような気が。
ダークファンタジーといわれることもある『死者の書』ですが、
コレはまさに本が好きな人のための小説です。
本好きなら誰もが1度は夢にみる、アノ世界が描かれています。
あとは、
ブルテリア好き、
パウル・クレー好き、
操り人形好き、
そんな人々にも訴えるものがあるかと思います。