大極宮でお馴染みですね。
京極夏彦、宮部みゆき両氏の作品は新作がでれば即購入して、
何度も読み返したりもするのですが、
大沢オフィス主催者でもある大沢氏の著書は、
あまり読んでいないのです。
なんだか縁がなくて・・・というのが正直な感想なのですが、
ちょっと思うところあって、
ずっと以前に読んだ「新宿鮫」を久々に引っ張り出し、
しっかりとハマりながら再読いたしました。

彼女がロックシンガーというのや、
ずいぶん歳の離れた関係というのが、
なんだか私には眩しすぎるのですが、
もぉ~、面白いんだから~!
と文句を言いたくなるほどでした。
実はシリーズの他作品は未読。
まだ読んでない分があるぅ~!という、
この幸福感をゆっくり味わいながら、
次の作品へといこうと思っておりやす。

本書はデータマイニングの手法や、その利用法についての本です。
とても分かりやすく、しかも面白おかしく書いてあるので、
どんどん読めちゃいます。
しかもとても説得力があるので、
営業戦略のための万能薬を知ったかのような気になってしまいます。

データマニングといえば、
以前読んだジェフリー・ディーバーのリンカーン・ライムシリーズの、
「ソウル・コレクター」のなかで事件の主軸として登場して、
その有用性や危険性やなんかに大変驚いたものです。
こういった手法は身近なところにも存在していて、
アマゾンの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で、
すでにお馴染みとなっています。

でも今のところ、これらはあくまで売り手側のためのデータ活用であって、
筆者が言うようなユーザー側のメリットを感じたことがありません。
むしろ余計なお世話というか、ほっといてくれというか・・・。

ますますパーソナルデータをひた隠しにしたくなるのは私だけでしょうか?

数年前から、ブックオフで「ゴルゴ13」を買い集めています。
本当は新刊を書店で買った方が良いのですが、
揃っていない分を探すのが趣味みたいになってしまって、つい・・・。
かなり集まってまして、現在は140冊くらい揃ってます。

「ゴルゴ13」のファンは多く、
以前の某総理は「ゴルゴで社会勉強をしてる」とおしゃっていましたっけ。
かくいう私もそのくちで、
複雑怪奇な社会情勢、
とくにニュースでは見えてこない国際社会の趨勢などは、
もっぱらこの「ゴルゴ13」から学んでいます。
あぁ思い起こせば、これまで日本の経済を支える勇者たちが、
欧米の経済至上主義者たちの依頼によって、
何人ゴルゴの犠牲になったことか・・・。

それにしても最近のゴルゴって、
すこぉし「エエ話」の匂いがしません?
なんだか、柔になってるんじゃないのかな?

久しぶりに横溝正史の世界に浸りたいと手にした文庫本。
短編集なので気軽にね!なんて思っていたのが大きな間違いで、
あのエログロ世界にどっぷりハマってしまいました。
いまどきもっと強烈で残酷なミステリなんて沢山あれども、
やはり大横溝の世界は深くて暗いてはかり知れませんね。
おまけにミステリ仕立ての怖ぁい夢まで見てしまいました。
はぁ~、暑くてただでさえ寝不足なのに・・・。

「魔女の暦」のなかではいつも飄々としている金田一耕助の、
深い孤独を物語るシーンがありますが、
あそこで不覚にもグッときてしまったりもしました。

怖いし、切ない。
金田一耕助にしばし寄り添ってみてはいかがでしょうか。


短編集「千年の祈り」で沢山の感動をくれたイーユン・リー初の長編小説です。
その静かな語り口から紡ぎだされる物語には、かなり強烈なインパクトがありました。
フィクションだということはわかってはいるのですが、これからは中国の人たちを見る目が変わってしまいそうです。
あなた達は一体、どんなものごとを乗り越えてきたのかと・・・。
近代中国の歴史というのは、隣国でありながら、日本で平穏に生きてきた私のような人間にははかりしれない試練であったのだと感じました。
以前から「中国って何でもケタが違う」という印象はもっていましたが、その理由の一端がわかったような気もしました。

何よりも、さまざまな試練を乗り越えて、それでも生きる人々の逞しさに心が激しく揺さぶられるのを感じます。
そして、そんな人々の生きざまを描いたイーユン・リーの筆力には脱帽!と感じました。

先日この本の3回目の読みなおしをば致しましたところ、
過去2回にも増してハマってしまいました。
3度も読んで、更にのめり込むことがあろうとは・・・。
恐るべしです。

この小説は2005年に幻冬舎から出版されました。
福岡の空撮写真とヤドクガエルの、毒ドクしくも美しい表紙デザインを憶えている方も多いのではないでしょうか。
北朝鮮の兵士に福岡が占領されたら・・・というお話です。

最近、たまたま「共感」ということについて考えさせらることが多く、
この小説で重要な役を占めることになる少年たちの生き様を読んで、
かなり考え込みました。
また兵士たちのシンプルな強さに妙に惹かれてしまったりもしました。
結局、ヒューマニズムなんていらん!
という気持ちになったところで、いまは「ヒューガウィルス」を再読しています。
しかし、アンダーグラウンドの兵士って、どうしてこんなにカッコいいのでしょうねぇ。
ま、これはカッコよく書いてるんだから、カッコ良くて当たり前っちゃぁ当たり前。
でも、「半島を出よ」の少年たちは、非常にカッコ悪く書いてるのに、カッコよく感じられます。
不思議で、感動、です。

大好きな「遠野物語」は何度読んでも良いです!
岩手県の遠野町の知人を伝手に、
地元の古老などから聞いた民間伝承をまとめたものですが、
どの話もゾクゾクするような面白さが詰まっています。

柳田國男は、こういった民俗学の基本となる民間伝承を集めるにしても、
そういったことを語れる古老がみつけにくくなったと書いています。
古老とは、ただ歳をとっていれば良いというものでなく、
世の中のいろいろな動きに振り回されず、
静かに客観的な視点をもって世間を見渡し生きつづけ、
自分の見たもの聞いたものを後の世代にも伝えようという使命感をもった年寄りであると。
はたしてそんなふうに歳をとれたらと思いませんか?
アンチエイジング、なんて言ってる場合か!
と言いたいです。

アメリカのポール・オースターも以前「ナショナルストリープロジェクト」というのをやって本も出しました。
是非、現代の日本でもそういったムーヴメントを起こすべきではないでしょうか。

筆者は東京大学大学院総合文化研究科教授という物凄い感じの肩書きをお持ちの人物で、さぞや物凄い感じの文章なのかと思いきや、
サラサラと流れるように読める爽やかな文体の持ち主。
それだけで新しい時代の学者だという感じがします。
エッセイ風に、ときには小説風に、
カオスという新しい分野の学問的主題を素人用に説明してくれているので、
とっても興味深いのではありますが、
いかんせんかえって分かりにくくなってる部分もあるかと・・・。
素人だからといって、文章を理解できないわけではないんだがなぁ・・・。

以前、雑誌でフラクタル図形を見て、
子供の頃にえんえんとノートに描いていたさまざまな図形の連なりを思い出しました。
それから複雑系の話やカオス理論など、
素人向けに書かれた本は読んできたのですが、イマイチ・・・。
あのフラクタルの説明不要、問答無用の美しさの謎を説明してくれるものには、
残念ながら出会えておりません。

あの「十角館の殺人」の綾辻さんが、
またやってくれましたぁ。
ちっくしょ~!
面白いよ~!
久々に、大柄な長編小説を、
夢中になって、1日で、読みこんでしまいました。
ホントに面白いんです。
この小説。

主人公となるのは中学生ということで、
むむ、っと例の「告白」を想起してしまいますが、
本格ミステリーにしか描けない書き方で、
彼らを生き生きと描写しています。
物語に託すという方法でなら、
かなりの残酷シーンも耐えられます。
でも「告白」はちょっと・・・
エゲツなくなぁい?という私なのです。

ミステリーに、ホラーの味付けを加えたこの作品は、
一度目は怖がって読んで、
二度目は味わって読む。
という姿勢が正しいものと思います。

何度でも楽しめる作品です。

検索サイトは、ネットの迷宮を旅する現代人にとっての水先案内人です。
コレなくしては何処にも行けないという人が、殆どなのではないでしょうか?

また情報を発信したい側にとっては、
自分のサイトが誰にも気づかれずにこそっと存在しているという事実ほど、
寂しい気持ちになるものはありません。
これがビジネスツールとして、営業戦略として、ネットを利用したいという人にとっては、
まさに死活問題。
なんとしても検索サイトへの上位表示を目指したいのではないでしょうか。

という現状にあって、もはやSEOの技術はなくてはならないものとなっています。
書店やネット書店でも、常にSEO関連の書籍が発売されています。
さまざまな噂が流布され、情報の多さに翻弄されている人も多いはず。

本書は、検証に裏打ちされた論理的な内容で、
しかも即実践できるような流れで構成されているので、
SEO初心者にも経験者にもおすすめできる本です。

情報発信したいなら、SEOのスキルはもはや常識。
是非この本でその技を身につけて欲しいです!