2026/1/15  19:00 浜離宮朝日ホール

ピアノ:吉見友貴

 

■モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397

■モーツァルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K570

■ショパン:マズルカ Op.56

■バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz.80

 

■シューマン:クライスレリアーナ Op.16

 

<アンコール>

■シューマン:子供の情景より 詩人は語る

 

本日は昨年のエリザベート王妃国際コンクールのファイナリスト、吉見友貴さんのリサイタル。

コンクールのときの配信ではじめて演奏を聴き、とても端正で真摯な演奏をされる方だなと思い、演奏会に行ってみようと思い立った。

年末のリクルートスカラシップコンサートでのヴァイオリンのHIMARIさん・チェロの鳥羽 咲音さんとアレンスキーのピアノ三重奏曲 を演奏されたのを配信で聴いたのだが、これが本当に素晴らしく、今日のリサイタルを益々楽しみにしていた。

 

ご本人が最後のスピーチで、「長時間お付き合いいただきありがとうございました。お疲れさまでした。」と仰っていたが、聴き手にとっては全く苦になどならない幸せな時間だった。

「ハード・チャレンジングなプログラムで自分の新たな側面を探しながら取り組んだ」とも仰っていたが、コンクールのときからまた大きく引き出しを増やされた吉見さんの音楽を聴かせていただいた。

モーツァルトとショパンも苦悩と光が様々な形を変えて見えるような素敵な演奏だったが、前半最後のバルトークにはノックアウトされ、後半の情熱のクライスレリアーナには心を持っていかれた。

私は近現代音楽は恥ずかしながら不勉強であまり分からず、バルトークもあまり関心を持ったことはなかったのだが、吉見さんのピアノががっつりはまる圧巻の演奏だった。

前半最後だったが、拍手鳴りやまず、休憩前に再度挨拶に登場された。

そして、情熱的なクライスレリアーナが今日の私の一押し。

 

これからの益々のご活躍を期待したい。

 

ところで、私はフィギュアスケートファンで昨年末の全日本選手権も週末2日間観戦に行ったのだが、吉見さんもお好きらしくやはり2日間行かれていたそう。引退された元全日本チャンピオンの宮原知子さんのファンで交流があり、宮原さんが昨日の大阪でのリサイタルを聴きに行かれたらしい。

全日本選手権の初日には角野隼斗さんも楽曲を提供している日本のエース鍵山優真選手の応援にいらしていたそうである。

フィギュアスケートと音楽は切っても切り離せないものだし、音楽家も好きな方が多いのだと知って何だかちょっと嬉しい気持ちがした。

 

終演後のサイン会でプログラムにサインいただいた

 

アンコールも最後の音の余韻にうっとり