久々に自分のピアノの話。
毎年、11月初旬の発表会が終わると、11月中には次の年の発表会で弾く曲を決め、12月頃から練習を始めるのがルーティンである。

今回は、昨年11月の発表会が終わる前から次は絶対ショパン!と決めていた。

ソナタとかバラードとかスケルツォとか弾ければ良いなーと思うのだが、私の技術レベルではとても手が出ないため、マズルカ・ワルツで候補をいくつか考えていた。

9月頃までの最終候補は、マズルカOp.59-3かワルツOp.34-1だった(これでも技術的には大分背伸び)が、ショパンコンクールの配信を聴いていて、マズルカ賞を受賞したYehuda Prokopowiczさんの3次予選でのマズルカOp.33の虜になってしまった。

叙情的で時に温かく、時に切なく、良い意味でワルツのように洗練されきっていない感じのメロディーが美しく響き、ポーランドの情景が浮かんできそう。

あくまでも鍵盤を弾いて音を鳴らすという意味だけの技術レベルで言えば、私にも何とか手に負えそう、ということでこれの1と3(全音などの楽譜だと、1と2)を弾くことにした。

昨年、表現することの難しさと楽しさ(上手な方々に比べたら本当に一端だが)を感じ、また演奏会や配信で様々な素晴らしい演奏を聴いて、単に鍵盤を弾いて音を鳴らすだけでなく、自分にもできる範囲で表現しようと試みたいという気持ちも高まっているので、技術的に一杯一杯でない曲にしたかったということもある。

先生からは「マズルカって、思った以上に難しいのよー♪」としっかり警告されたが。

現在、譜読みを一通りして、次は表現のことが考えられるレベルまで習熟しないと、ということでひたすら弾きにくいところを克服しながら繰り返し練習中である。

 

そして、昨年末に角野隼斗さんとルイサダ先生のめちゃくちゃ楽しい連弾を聴いた私はすっかり連弾やりたい熱も高まり、妹に次回は久しぶりに4手連弾をしないかと誘いをかけた。

妹はソロはショパンのソナタ3番の第4楽章をやるらしく、今から猛練習中で、それどころではないかなとも思ったのだが、ソナタの高いハードルに若干疲れぎみだったらしく、想像以上に前のめりに応じてくれた。

あろうことか、「ソナタはやめてソロはもっと易しい曲にして、連弾頑張ろうかな」とか言い出すので、慌ててそれは止めた。

私との連弾のためにソナタチャレンジをやめるのは本末転倒である。私としても妹のソナタは聴きたい。

結局、妹のカッコよくてインパクトのあるやつがやりたいという希望で何と初のジャズ風「エリーゼのために」(田淵紗恵子さん編曲)にチャレンジすることになった。

妹と私では圧倒的に妹の方が上級者なので、私たちの素人連弾では最後の仕上がりを考えると妹が1stの方が絶対に(少なくとも見かけの)クオリティが上がる。

今までもその論理で、連弾をやる際には妹1st、私2ndでやってきた。

今回もそれでいこうと最初思ったのだが、譜読みをしてみたところ、2ndのジャズのリズムがさっぱりとれず、1週間くらい悪戦苦闘したが、全く出来そうにならない。

今回ばかりは、「ジャズやりたかったから、私むしろ2ndやる!」と言ってくれた妹にやってもらうことにした。

しかし、ということはこのやたら速くて、しかも間違えたらカッコ悪いことになりそうな1stを私がやるということ…。

リズム音痴の私に何とかできるのか…。不安を抱えつつ、しばらくは練習あるのみである。