2025/11/22  15:00 横浜みなとみらいホール

日本フィルハーモニー交響楽団

指揮:太田 弦

ピアノ:牛田智大

 

■ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21(牛田智大)

<ソリスト アンコ-ル>

■ショパン:ノクターンOp.62-1


■チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op. 64

<アンコ-ル>

■チャイコフスキー:弦楽セレナード「ワルツ」

 

先のショパンコンクールで牛田智大さんの演奏に大変感動し、元々来年3月のソロリサイタルのチケットは入手済だったのだが、もっと聴きたくなってコンクール中に販売していた今日のこの演奏会と1月のモーツァルトを買い足した。

 

私は今、ショパンに関しては牛田さんと角野隼斗さんの演奏がとりわけ好きなのだが、私の勝手なイメージでは、角野さんの演奏はBrilliantでキラキラしているショパン、対して牛田さんは(明るい曲であっても)どこかダークな感じがちょいちょいするショパン。

どちらもとても魅力的だ。

ショパンの協奏曲2番は9月に角野さんがアルソップと共演したのも聴いた。角野さんらしいBrilliantな音とロマンチックな情熱がとても良かった。

今日の牛田さんのショパンはやっぱりちょっとダーク味とか仄暗さが入り混じった情緒・情熱が感じられた気がする。

9月にサントリーホールで聴いた牛田さんの1番(ワルシャワ・フィルとの共演)は格調高さが際立っていたが、今日の2番はもう少しIntimateな感じでこれはこれでなかなか良い。

そして、何故か弱音ほど空気や地面を伝って響いてくるような気がしたのは気のせいだろうか。

 

アンコールはショパンコンクールでも弾いたノクターンOp.62-1。やはり特に弱音の届き方がすごくイイ気がする。

特に最終盤のトリルから最後にかけては本当に美しかった。コンクールを経て、また進化されたのではないだろうか。

やはりこれからも応援して進化を見せ続けて欲しいピアニストの1人だと確信した。

来年年明けのモーツァルト、3月のオール・ブラームスのリサイタルも今から楽しみである。

かなりの過密スケジュールのようで、心身の健康だけはどうか大事にしてほしい。

 

後半のオーケストラは、王道のチャイコフスキーっぽい、グッと締まった演奏だったように思う。

オーケストラはピアノ以上に私に聴く能力や知識がないので、あまり上手い感想も書けないのだが、テーマである「闇から光へ」が感じられる素晴らしい演奏だった。

 

ところで、どうでも良い話だが、昨日はぎりぎりまで仕事があり、渋谷駅の周辺から10分以上走り、今日は単なる自分の時間の読み違えで桜木町から10分走るはめになった。

普段走ることなど滅多にないのに連日のことで、元々足底筋膜炎の足がかなり痛い。

足が痛くても良い音楽を聴けたのでとても幸せではあるが、次回からはコンサートには、ちゃんと余裕を持って行くようにしようと固く誓った…。

 

最後のオケの挨拶は写真撮影OK