こんにちはニコニコ
ご訪問いただきありがとうございますチュー


43歳でシングルの茜が
父の残したアパートの大家となり
そこに住む住民らとの日々を描いた物語




「花桃実桃」中島京子



茜と自分が年齢が近いこともあり
茜が感じる
人生の折り返しであり
もう若くはないが
そこまで老いてもいないという感覚

そこそこの人生経験もあり
日々の出来事にそこまで動揺せずに
いられるけれども
でもやっぱりまだまだ足りない部分もある
という感覚に
共感しながら読み進めましたにっこり



「人生は何もかも持つってことは、できない」


「人間も、花と同じでいろんな人がいて
花も実も地下茎もってわけにはいかない」


「誰かの役に立ちたいなら、
誰の役に立ちたいのか考えるべき」


身に染みた言葉ですスター


人の命や健康はひどく壊れやすいものだと
いうことを忘れずに

馬鹿みたいに甘くはない人生を
楽しんで生きたいと明るい気持ちで
終われる1冊です📖



気になった方は、ぜひご一読を指差し

中島京子さんのレビューはこちらでも下矢印


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