ウルトラマンネオスと五月天・ 少年他的奇幻漂流 | 手上のコイン Blog

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『少年他的奇幻漂流(Life  of  Planet)』

先日発表された、
台湾のバンド五月天(Mayday)の最新アルバム『自傳(自伝)』の中の一曲『少年他的奇幻漂流』のMV。

このMV が発表される前に、この曲に抱いていたイメージは、広大な海の上の小舟…というのは、完全に映画、ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 の影響ですが。(なぜなら、この映画の台灣での公開タイトルは、少年Pi的奇幻漂流)

でも、なんか英文タイトルだとライフ・オブ・プラネットになってるなぁ~地球
とはぼんやり思ってましたが、
流石にウルトラマンは度肝を抜かれました(笑)もちろん、円谷さんの本物のスタッフが特撮撮ってるし!

上矢印…というのは、Grass Jelly 仙草影像のHPで参加したスタッフの名前を確認出来るのでわかります。

まぁ、特撮ファンの方々がいっぱい書いてるでしょうから、特に私の書く事はありませんが。
テレビ放映されてないウルトラマンだけど、ネオス何話か見たことある(というか諸事情でビデオが2本うちにあった)ので、
あれ~。このデザインのウルトラマン知ってるけど、なんだったっけ~。びっくりおわ、ネオスじゃん!

ってなった←

うっかり気づいてない方がいるかもわかりませんが、日本語訳の字幕もついております。ので、ウルトラファンの方にも、歌詞を見ながら世界観を楽しんで貰いたいなぁ、と(*´ω`*)思いつつ。


以下、五月天のボーカル、阿信のFB より
(……あ、石頭(Stone)というのはMaydayのギタリストです。この曲の作曲してます。中国語では石頭は単に、[石]の意味です。木も木頭とかいう。)


「少年他的奇幻漂流」




在作品 9 號「自傳」中,石頭貢獻了許多動人的曲子,
蜿蜒流轉如 "轉眼",鼓動人心如 "最好的一天"。

9枚目のアルバム『自伝』に、石頭はたくさんの感動的な曲を提供してくれた。
蜿蜒(えんえん)と流れゆくような“轉眼”、人の心を駆り立てるような“最好的一天”。


而波瀾壯闊的 "少年他" 則讓我在寫詞的時候,
如同經歷了一部冒險電影。

そして、勇壮で壮大な“少年他”の歌詞を書いている時の僕は、一本の冒険映画を体験したかのようだった。


無垠宇宙,我們都身處於同一方舟,
我們誕生於此,也葬身於此,
我們都曾是小孩,卻成長成滿身的標籤與顏色。

果てのない宇宙で、僕らはみな同じ方舟に乗っている。
僕らはそこで生まれ、そこで死んでゆく。
かつて子供だった僕らはみな、成長して全身をレッテルや主義で固めるようになった。


諸神已離開,鬼在狂歡,
留下人類彼此不斷拉扯糾纏。

神々は消え、魑魅魍魎は跋扈し、
残された人類はお互いに絶えず牽制しあっている。


現實中,毀滅世界的力量不會來自大氣層外,
它們只在人心幽暗處萌芽。

現実には、世界を壊滅させる力は大気圏外からやって来たりはしない。
それらは、人の心のほの暗い場所に芽生える。


這支音樂錄影帶,導演阿木與我們以科幻與空想方式呈現,
獻給從小就喜歡有著明確美好結局的世界你我。

このミュージックビデオは、監督の阿木と僕たちがSFと空想を使って作り上げた。
小さい頃、確かで美しい結末のある世界を愛していた、君と僕へ贈ります。





この文の顏色、は、辞書で調べると色という意味ですが、あれですよね。アメリカの大統領選挙でも共和党が赤とか、民主党が青とか、政治的な主義や支持の立場を示すのにも色が使われますよね。
(面倒なので色んな例示はやめますが)

にしても。五月天の5人もウルトラマンは好きではあったようですが、何より特撮ファンだったのは、どうやら監督の陳奕仁のようですね。(笑)そりゃあいいもの出来るわ(笑)

実はさいきん石頭の文章ばかり訳してたので、(いや、楽しいけど)たまには他の人もやりたくなっただけだったりして。(笑)