【映像】TAKAMINE~アメリカに桜を咲かせた男~ | 手上のコイン Blog

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TAKAMINE~アメリカに桜を咲かせた男~

長谷川初範/篠田三郎/渡辺裕之/田中美里/川久保拓司/ナオミ・グレース/国分佐智子/柴田理恵/六平直政/栗塚旭/松方弘樹 ほか。/監督:市川徹

高峯譲吉。
1854年、金沢の加賀御殿医の家に生まれ、
消化酵素タカアジスターゼの発見や、止血剤のアドレナリンの結晶化など、化学の分野で様々な偉業を果たしただけでなく、研究を元に財を成し、日米の親善にも心血を注いだ日本人。

映画は、彼のその半生と人々の幸せに対する想いを描く。





というわけで、5月28日、初日・舞台挨拶の回をに見てきました。
映画の感想はとりあえず置いておいて。
目的は、この映画に少し出演している吉岡氏を見るためですけど…。
なぜかウルトラマンな俳優さんの多い映画だな~(笑)
黒部進さんもゲスト出演されていますし。
というわけで舞台挨拶。
登壇したのは、ナオミ・グレースさん、川久保くん、渡辺さん、長谷川さん、篠田さん、田中美里さん、それに市川監督。(名前は左から並んだ順。)

一部はハリウッドまで行って撮影してきたということで、撮影の様子なんかも語られたり、。
向こうでは田中さんがモテていたとか、川久保くんが、一部の男性スタッフにモテていたとか(笑)
渡辺さんが、向こうのスタッフに「(川久保君をさして)彼は何の役なのか」と聞かれて、
トヨタの創始者だと答えたら、「だから彼はレクサスに似てるのか」と納得していたとか(笑)
試写会の日に地震に遭ったが、長谷川さんは肝が座っていて、彼の「見ようよ」の一言で、余震の揺れが続く中、試写を見た話とか。逆に渡辺さんは半分逃げていたとか。
篠田さんの人柄が素晴らしいので、長谷川さんは新人時代に篠田さんを見習えと周囲に言われたとか。
あとは渡辺さんのご実家が被災された話、被災地を慰問された話なども。で、「避難所でも私がファイト!というと一発!と返してくれました」ということでなぜか会場でもファイト、一発やったりして。(若干やるのが恥ずかしい…笑)不思議な舞台挨拶に…。
そして今回の震災を経て、映画の中で高峯が口にする、
「Try Try again」という言葉に、強い思い入れが出来たとは監督の言。
 実際、この映画の良さは丁寧に撮られた画と、高峯譲吉という人物が常に前を向いて困難な時代を乗り越えてきたそのマインドの部分だと思う。
まぁ、映画の尺が少々短いため、彼の周囲の登場人物の説明も少なく、全体にかなりダイジェスト的な印象しかないのは残念だが、高峯譲吉という日本人が存在し、どう生きたのかを知るのは、
なかなか面白いことだと思う。

と言われても資料読むのはキライだという方は、映画で見るのも悪くはないかもしれません(笑)