【観劇記録】デイドリーム | 手上のコイン Blog

手上のコイン Blog

気まぐれに感想とか、好きなものの話題を。

やっと去年の観劇記録、宿題の終わりが見えてきた。

古いものばかりですみません。



演劇集団スプートニク 第4回公演 スプニバスVol.1
『デイドリーム』


2009年12月24日(木)~27日(日)
シアターグリーン BASE THEATER


のらくら閑劇記-デイドリーム



















作・演出:演劇集団スプートニク


■Cast


山田一     吉岡毅志

中島保     粟島瑞丸
早見よりみち 佐藤晴彦
鍋蓋清     福沢重文
福田一郎   ハ・ヨンジュン


■Story


2009年12月31日、大晦日。
大学のサークル、夢研究会の忘年会。
年越しそばを運んでくる夢研究会の卒業生、早見先輩。
先輩はバイトの傍ら夢を研究するあまり、
他人の夢を操れる様になったという。

彼らは半信半疑のまま、先輩に夢を願う。
そして、彼らは夢の中の主人公として
それぞれが夢の中へ入っていくことになる・・・。

夢の中を覗くことが出来たら、
自由に操ることが出来たら、
あなたはどんな初夢を見ますか?




今回はそれぞれが脚本にも挑戦したというスプニバス。
つまりはスプートニクオムニバス。


流石にネタに苦戦した跡がチラホラとみえる。(思わず内輪ネタに逃げるところとか)
しかし、お馬鹿っぷりの全力感を失わなかったところが、全体の勢いを殺していなかったので、楽しく観ることができた。

それにしても、いちばんお馬鹿なネタだなーと思って観ていたのが座長の脚本で、いちばん面白かった。ある意味納得。(ぇ


前世を見てみたいという人。
オーケストラの指揮者になる夢を見たいという人。
ゲームの主人公になってみたいという人。
とにかくスケールの大きい…ホッとする夢が見たいという人。
毎夜見る悪夢の正体が知りたいという人。


ベタな部分もありつつ、思っていたよりも纏まっていた。
そもそも、オムニバスって、まとめるのが難しいので、物足りないまま終わるパターンが多くて個人的には好きじゃないんだよな。
結構いい伏線とオチだった思う。


ま、スプートニクにはこれからも目一杯、やりきった芝居を作って欲しい。