君もクンダリーニの新人類にならないか! | 日本人よ速やかに新人類に変貌せよ!

日本人よ速やかに新人類に変貌せよ!

革命家足立啓司がゴーピ・クリシュナの遺志を継いで運営するクンダリーニ・リサーチ・ファンデーション日本支部からの情報発信。

我が師(ゴーピ・クリシュナ)そして我が同志(ジーン・キーファー)に、僕は感謝します。道をつけてくれて本当にありがとうございました。

 

さぁ2023年が始まりました。

クンダリーニ・リサーチ・ファンデーション日本支部のみなさんはまたひとつ新人類へと変貌を遂げられましたでしょうか。

今年の最初を飾るブログのテーマに、或るアメリカ人青年からクンダリーニ・リサーチ・ファンデーションアメリカ本部に届いた手紙を紹介します。

拝啓

 まず私という人間について少し説明させて下さい。私は大学で数学と物理学を専攻し卒業しました。現在23歳、専門学校で教師として働いております。現実として、私の人生は全くありふれた平凡な日々です。がしかし、この4年間私の注意を引いてやまない出来事が起こっています。私は、ようやくそれがクンダリーニに関連するのだと気づきました。

 このクンダリーニとの関係は、突然、何の前触れもなく私に起こりました。

 或る日の午後のことです。私は親しい友人達と時間を過ごしていました。気の置けぬ仲間達との会話は止むことが無く、とても盛り上がっていました。その最中、不意に私は昨日別れた彼女のことを思い出し始めました。しばらくして、それまでの陽気な活気が一気に失せて、私はひどい悲しみに襲われました。あふれる涙を止めることもできず、私は声を上げて泣きました。今思い出して奇妙なのは、あの時私が体験した感覚が極度の喜びだったのか悲しみだったのか区別がつかないことです。あの時、本当に2秒から3秒の間隔で喜びと悲しみの感情が、交互に私の意識を満たしてきたからです。こんな状態が15分から20分続いたような気がします。正確には思い出せません。この、奇妙な、感情の乱れがおさまった時、私はイスに座って疲れ果てていました。心は空っぽ。何も考えていませんでした。

 そして、私は次に、手足の先端部分の微妙な感覚に気づいたのでした。と同時です、一種のエネルギーのようなものが私の脊柱になだれ込んできました。その勢いはだんだんと強くなってきました。この間私は目を閉じていましたが、波状的なそのエネルギーの活動はハッキリと感じられました。結果起こったこと。手足の先端部分で発生したエネルギーは、脊柱部に流れ込むことでその力を倍加した、ということです。脊柱を上り詰めて頭部に達した時その力は最大になりました。そう感じました。「ああ、頭頂に達した!何か輝く光の感覚だ!」その時思ったことです。

 現在も、私は、このエネルギーを感じながら暮らしています。もう4年になります。一体この感覚をどう他人に説明できるのか、非常に困難を覚える自分です。多分、次のように説明するのが一番適切かもしれません。すなわちそれは、「極めて心地良いエネルギーの流れが私の精神の一部を虜(とりこ)に

してしまった」と。

 エネルギーは私の頭のてっぺんまで流れ込み、そこで波動は最大になりました。一方で私はとてもリラックスした状態で、自分に起こっている変化に対して何の疑問もわきませんでした。

 さて、その次に起こったこと。それは自分のこれまでの人生で一番突拍子もない出来事でした。私は、リラックスしてエネルギーの活動を味わっていた。すると突然、途方もない光の発散、もしくは内部への照射が、私の頭の中でそれまでかすかに帯光(たいこう)していた部分で起こったのです。頭にショックがありました。これを言葉で言い表すのは到底不可能です。ただ間違いなく言えることは、この光の発散もしくは照射によって、私の精神がいっそう脳の帯光部分に駆け向かったということです。そこは、純粋で完全な喜びと愛と知識の意識領域だと感じました。意識が脳の帯光部分に駆け向かっている時、思わず私は口走っていました。「一体どこに向かっているんだ?」、と同時です、脳の帯光部分への感覚が消え始め、私は目を開けました。

 そして何か取り残されたような気持ち。「日常の存在の有様をはるか無限に超えたさっきまでの光の世界に戻りたい!」、そんな気持ちで私はいっぱいでした。

 誰かに「君は哲学者だ!」と言われて調子に乗って自分の体験を言いふらしているわけではありません。

 

 手紙が長いので二回にわたって訳出します。ここでは、光の感覚と手足や脊柱の活動への言及がポイントだと思う。脳のある部分の発光もしくはその部分への光の照射という描写からは、僕が体験した目の前の対象物全てがキラキラと光輝いて見えたのと関連しているのでは、と推測します。

 さて、あらたまってこのブログを見て下さっている皆さん今年もどうかよろしくお願いいたします。ブログの作成と同時に<高次元意識>に続くゴーピ師の著書の翻訳を進めている真っ最中です。ジーン・キーファーから日本語に訳するように託されたゴーピ・クリシュナの著作は手元に13冊あります。頑張らなければ!

 では皆さんまた次のブログでお会いしましょう!

 

ホモ・ノブス/足立啓司