昨日、今日の東京建築祭2024
今日行くなら、多分、遅い時間がましなんじゃないかな。
2024.5.26(日)
昨日、今日と、東京建築祭2024 と称して、都心部の18もの名建築を公開するイベント、そういうのが好きな Ha 先輩と語らってまず神田、鍛冶町の 丸石ビルディング へ。但し、1931年築、華麗なロマネスク様式のこちらの公開は、とっくに売切れの有料館内ツァー以外はごく狭い正面玄関ホールだけで、それも外見の派手めの装飾の割りにはあっさり、もう一つ見応えが無い上に内部の写真撮影も不可だった。
それではと向かった1929年築、室町の 三井本館 も日銀側にある玄関ホールだけの公開。丸石ビルディングが開場の10時前に結構な行列だったがもっとすごい、おっとこんなにいるのか、って感じ。
流石に三井本館の正面玄関で格調はあった。でも丸石よりは広いけど...狭い、待った時間の割りには早々に退出。
日本橋北詰の 天松 が11時開店だったので昼食休憩、小海老と小柱の かきあげ天丼 が1485円(とナマ!)。天丼は胡麻油を使って濃いめのタレの江戸風に限りますな。そして2階のカウンター席だと隣りの小公園の緑が見えて明るく、1階よりいいかも。
てくてくたっぷり歩いて東銀座の 旧宮脇ビル(MUSEE GINZA)は1932年もの、なのだが、こんな無名ビルでも入れる人数が限られるから長蛇の列、横目に通り過ぎて、
新富町のビルの谷間のこれまた百年ものの凝った仕上げの看板建築、井筒屋 は元は劇場、新富座の甘味処だったそうだが、今は the design gallery、これまた横目でスルー。
続いて築地へ、聖路加病院近くの1927年築、カトリック築地教会 も人だらけだったが、
ここは堂内をぐるりと回遊する格好なので流れがあった。
最後に 築地本願寺、ここは普段は入れない貴賓室とかに入れるのがポイントだったが、それだけに行列もすごいようなので、あっさり諦めて羽根がある独特な狛犬? を見て満足。
時間はいくらもあったのだが、暑いしもういいや、って感じでカフェでアイスコーヒーを飲んで解散とした。
このイベントはそんなに宣伝されていなかったように思うのだが予想以上の人気、来年またやるなら見せ方をちょいと工夫しないといけないと主催者側も考えてくれるだろう。
倫敦 の オープンハウス は今も毎年9月に盛大にやっているようだが、歴史があるだけに見せ方も上手だったと思う。