三半規管 (2010.3.17.) | homework

homework

宿題のまとめ

平衡感覚をつかさどる器官。

内耳の前庭につながっている、半円形のチューブ状の3つの半規管の総称。


ヒトを含むほとんどの脊椎動物が半規管を3つもつが、無顎類であるヤツメウナギ類は2つ、ヌタウナギ類は1つであり、必ずしも「三半規管」という名称があてはまるわけではない。


3つの半規管は「前半規管」「後半規管」「外半規管」といい、それぞれがおよそ90度の角度に傾いている。

3つの半規管の中を満たすリンパ液の動きにより、X軸、Y軸、Z軸のように3次元的なあらゆる回転運動を感知することができる。


身体の回転が続くと、三半規管内のリンパ液も一緒に回転してしまい、身体が止まってもリンパ液は回転を続けるので、正しい信号が脳へ送られなくなる。

また、水中では、冷たい水が耳の中に入り、リンパの粘度が高くなるので回転覚が掴みにくくなる。



三半規管の機能は、後ろ歩きや前・後転、ブランコなどによって鍛えることができる。

目を閉じたりして、視覚補正が働かない条件で行うと、さらに効果的。



ファイル:Gray921 ja.png




~~~~~~~~~


半規管の外側が骨でできている、ということを初めて知った!

なにかやわらかいものを想像していたので、結構びっくりした。


水中で方向感覚がなくなることがあるのは、リンパ液の粘性が温度によって変化するからなのか。

でも鍛えておけば水に落ちても生還しやすいのかな。


ブランコでたくさんあそぶことにしよう。