トルコの首都アンカラの南東にあるアナトリア高原の火山によってできた大地。
Cappadociaは「美しい馬の地」を意味するペルシア語Katpatukに由来しており、古代地理においては、小アジアの広大な内陸地域を指した。
キノコや煙突のような形の奇岩が林立し、巨岩がそびえる風景は、硬い地層と軟らかい地層が重なり合い、浸食されて形成された。
3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教徒が、この地に移り住み、軟らかい岩をくりぬいて住居や教会を作った。
絶えず敵からの脅威にさらされていた彼らは、地下に身を隠すことを考え、深さ65メートル(地下8階)に及ぶ巨大地下都市を作った。
そこには居間、寝室、食堂などの居住スペースだけでなく、ワイン製造所や、敵が襲ってきたときに岩で通路をふさぐ仕掛けなども用意されていた。
最下階は教会になっており、信心深さがうかがえる。
カッパドキア属州の位置
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写真を見ただけで圧倒される。
なにこのキノコたち。
すごい。
折り重なった地層が浸食されてこんな形になっていくという、気の遠くなるような年月の生み出したものもすごいし、
その中に地下都市を作ってしまう古代人も相当すごい。
いつか行ってみたいところが増えました。