透明標本 (2010.3.16.) | homework

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宿題のまとめ

主に魚類、両生類、小型爬虫類、小型哺乳類などの標本の一種。

筋肉を透明化し、硬骨を赤、軟骨を青に染色したもの。

骨格透明標本。



1.標本のタンパク質をホルマリンで固定し、分子間の架橋を形成。

2.酸性多糖類の硫酸基と結合する性質をもったアルシアンブルーを軟骨のコンドロイチン硫酸と結合させ青色に染色する。

3.金属イオンと結合して赤く発色する紫色の色素・アリザリンレッドSを硬骨の燐灰石と結合させ赤色に染色する。

4.強アルカリ水溶液やプロテアーゼ水溶液でタンパク質のペプチド結合を加水分解する。


以上のようにして作られる。


透明で、鮮やかに染色された標本は幻想的で美しく、研究対象のみならず、観賞用としても人気が出ている。






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朝の『スッキリ!!』でテリー伊藤が紹介してるのを見たのが出会いだった気がする。

美しい。なんだこれ。

標本ってちょっとなんかグロテスクなホルマリン漬けってイメージだったけど(それも嫌いじゃないけど)、

これはなんだか心奪われてしまうなあ。


ストラップになったりもしているらしい。

東急ハンズに行ったらいっぱい並んでた。


だからって部屋に飾ろうとはなかなか思わないのだけど、

神秘的に美しいな、と思う。


骨。

形骸化されたもの。


標本。