主に魚類、両生類、小型爬虫類、小型哺乳類などの標本の一種。
筋肉を透明化し、硬骨を赤、軟骨を青に染色したもの。
骨格透明標本。
1.標本のタンパク質をホルマリンで固定し、分子間の架橋を形成。
2.酸性多糖類の硫酸基と結合する性質をもったアルシアンブルーを軟骨のコンドロイチン硫酸と結合させ青色に染色する。
3.金属イオンと結合して赤く発色する紫色の色素・アリザリンレッドSを硬骨の燐灰石と結合させ赤色に染色する。
4.強アルカリ水溶液やプロテアーゼ水溶液でタンパク質のペプチド結合を加水分解する。
以上のようにして作られる。
透明で、鮮やかに染色された標本は幻想的で美しく、研究対象のみならず、観賞用としても人気が出ている。
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朝の『スッキリ!!』でテリー伊藤が紹介してるのを見たのが出会いだった気がする。
美しい。なんだこれ。
標本ってちょっとなんかグロテスクなホルマリン漬けってイメージだったけど(それも嫌いじゃないけど)、
これはなんだか心奪われてしまうなあ。
ストラップになったりもしているらしい。
東急ハンズに行ったらいっぱい並んでた。
だからって部屋に飾ろうとはなかなか思わないのだけど、
神秘的に美しいな、と思う。
骨。
形骸化されたもの。
標本。