ディジュリドゥ (2010.2.5.) | homework

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宿題のまとめ

筒状の木を、循環呼吸を使って吹くアボリジニの楽器。

シロアリが食べることにより空洞ができたユーカリの木を笛にしたもので、

世界最古の楽器の一つと言われている。

長さは80㎝から2mを越えるものまでさまざま。

高速でタンギングをしたり、息の強弱で吹き分けをしている。

材質は木製だが、音の出し方は金管楽器に属する。

古くから儀式に使われる楽器であり、その名を出したり、楽器を見ることすら禁じられているものもある。

太さや長さは不定で、部族やクラン(言語グループ)によって形状や音質が異なる。


オーストラリアに入植した白人がその音を聞き「ディジュリドゥ」と聞こえたことから名づけられた。

アボリジナルはそれぞれの言語グループの言葉で、Mago(マゴ、アーネムランド南西)、Yodaki(イダキ、同東北)、Yigi Yigi(イギイギ、クィーンズランド州北部)などと呼ぶ。

日本に出回っているものは多くがイダキ。


アボリジニの間では男性の楽器とされ、女性が吹くと懐妊する、または不妊になる、と言われていて、触れることも禁じられている地域もある。


  



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見た目と資料を読んだ雰囲気から、角笛のようなものかな、と思い、

音の感じも似たようなものを想像していたのだけれど、

動画を見たら全然違ってびっくりした。

なんというかリズミカルで、構造を無視して役割だけで考えると、

管楽器というよりは打楽器みたいな印象を受けた。

DJみたいな音、というか。

DJみたいな音ってなんだろうか、自分で書いていても謎だけど、そんな雰囲気。


日本でもちょいちょい耳にするような楽器なんだなあということを最近初めて知った。

日本でなら女性も吹けるかな。

一回吹いてみたいなあ。