アメリカの作曲家。1854.11.6.-1932.3.6.
マーチやオペレッタなど数多くの曲を作った。
中でも行進曲は100曲を越え、「マーチ王」と呼ばれている。
トロンボーン奏者の父をもち、7歳の時に音楽を勉強し始め、楽器だけでなく声楽にも興味を持った。
13歳でワシントン海兵隊楽団に入団。
5年間の在籍ののち退団し、オーケストラやバンドを転々とするが、1880年、指揮者として同楽団に復帰。
このころに「ワシントンポスト」「雷神」など、今も多く親しまれている曲を作った。
1892年、スーザ吹奏楽団を結成。
その結成に深く関わった興行師デイヴィッド・ブレイクリーが1986年に急死し、
その報せを聞いて帰る船の中で浮かんだメロディを元に、「星条旗よ永遠なれ」が作曲された。
マーチに欠かせない楽器「スーザフォン」を考案した人としても有名。
1932年3月(March!)6日ペンシルバニアにて死去。享年77歳。
死の数分前まで演奏をしており、彼が最後に指揮した曲は「星条旗よ永遠なれ」であった。
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スーザほどたくさんの行進曲を作って、それが今なおたくさん残っていて、たくさん演奏されている人はいない。
吹奏楽初めて最初に見た教本に載ってたもんな、「ワシントンポスト」。
やっぱりマーチ王だなあ、と思う。
実は調べるまでは、オペレッタも作ってたということを知らなかった。
吹奏楽ばっかりの人だと思ってたけど、声楽にも親しんでたんだ。
なぜかちょっぴりうれしくなった。
スーザフォンは屋外で行進しながら音を前に出せるという、理にかなった形。
白いところは重量軽減のために強化プラスチックでできているとか。
楽器も作曲も、音楽って楽しい。