はりがねむし (2010.1.28.) | homework

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宿題のまとめ

カマキリやバッタ、時にカエルなどに寄生するハリガネ状の虫。

寄生主の体内で成長し、成虫になると脳を支配して(一説)水辺に行かせ、水中へ出ていく。

一匹のカマキリに2~3匹のハリガネムシが寄生することもある。


乾燥に弱く、地上にいるとひからびるが、水中に入るとまた動き出す。


9~10月に、大きく成長したカマキリの腹の先を水につけると、にょろにょろと出てくるハリガネムシを観察できることがある。

そうして水中に入り、越冬して卵を産み、力尽きる。

孵化した幼生は水中の小さな虫の体内に入り、それを捕食するカマキリなどに寄生する。


身体はクチクラに覆われ、かなり固い。

自由に曲がりうねうねと動き回るが、伸び縮みはできず、ミミズのように前進したりはしない。


爪と肉の間から人間の体内にも侵入するという説があるが、そんな力はなく、

成虫になり寄生主の体外に出たハリガネムシは再び寄生はしないため、でたらめである。


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カマキリの腹から出てくるハリガネムシの動画とかいっぱい出てきてびびった。

気持ち悪いけど見ちゃう…。


こんなのが腹に2匹も3匹もいたらさぞ苦しかろうと思う。

お腹パンパンになってるもん。


成虫になると寄生主に水辺に向かわせるよう脳を支配する、というのが、

証明されているわけではないようだけど、興味深いことだなと思った。

宿主の行動まで支配してしまうって寄生虫として相当レベル高い気がする。