CDの方はご存知の通り昨年末のクリスマスライブ、北半キュリスマスと南半キュリスマスの2日間のうち、生バンドをバックに従えた両日後半のもようが収められています。
ライブ、と言っても、音源は彼女らのヴォーカルとバンド演奏のみ、観客の声は最大限カットされてます(一部コール等入っている曲あり)。
黒虎サイトの大人の音楽室でかりそめ氏も書いているように、「聴ける」ミックスにしたとのこと、たしかに観客の声がないと臨場感に欠けるきらいはあるものの、これはこれでいいんじゃないかなと思います。
バンドアレンジで今までにない魅力が引き出された曲(スローテンポのフレサイやメンフィス・ソウルと化したスターダストライト)もあり、何より彼女らのヴォーカルが伸び伸びと文字通り「生きて」いる。もちろん多少の修正は施されてますし、音程が不安定な箇所もありますが、それらの瑕疵を補って余りある美点がこの音源には溢れている。エビ中という果実の瑞々しさが瞬間的にプリザーブされた、そんな印象です。
全16曲、お勧めを何曲か選ぼうと思ったのですが、選びきれませんでした。全部イイ。2014年までの彼女らのベスト盤(主に選曲、という意味で)と言っていいくらい、仮契約もMXもガリ勉もチャイムも入ってないのにね。
それでも個人的な好みを敢えて挙げるなら、北半のスターダストライト、南半のほぼブラジル、かな。別世界にトリップできるから、というのが選考理由。激エモです。あー、そういえば売れエモもいいんだよなあ……
これ、CD単体で出してもいいくらいだと思うんですが、まあいろいろと営業戦略があるんでしょうね。
みれいちゃんの声、芯のしっかりした力強い、いい声でした。今週末の宮城で直接その声を聴きたいのは山々ですが、そうそう都合よく行かないのが人生です。当日は精進潔斎して、ライブの成功を自宅の神棚の前で祈禱してから仕事に励む所存です。