というわけで、今日は朝から黙々と訳稿チェックの仕事と自分の翻訳仕事、その他家事全般、いつもの通りです。
エビしゃちライブの「チュパカブラ」、良いパフォーマンスだったなあ、と反芻してたらふとこれが聴きたくなりました。
以前、マイルズのレコードでは『ジャック・ジョンソン』が一番好きと書きましたが、二番目はこのアルバムです。全編リズムトラック、トランスなんかの元祖ですね。延々と同じリズムパターンが繰り返され(でももちろん随所にオカズは入ります)、管や弦が時折その上を浮遊する。僕のイメージでは水族館ですね。同調してくれる人は少ないだろうけど。
ドッ、ドッ、ドッ、ポワン、ポワン、というベースラインと、チキチキチキチキチッチー、チッ、チッチー、チチ、のハイハット(読みにくくてすみません)のパターンはもう僕の生体リズムに組み込まれてる感さえある。愛聴盤です。これはアナログレコードよりCDかけっぱなしでループする方が多いかな。
音楽の発生は呪術と考える傾きのある僕は、こういう延々と同じパターンを繰り返す曲こそが音楽の本道と思えるのですね。クラシックでも、パッヘルベルのカノンとかコレルリのラ・フォリアのようなグラウンド形式が人気があるのは、どこか人間の原始的な部分に訴えるものがあるんじゃないかと。
マイルズはこの頃、もうコードだのモードだの言わずにリズム、リズムと題目のように唱えてたらしいですけど、今生きてたらその辺のこと聞いてみたい気がします。
