僕も不本意ながらザ・ベストテンとエビしゃちライブはLVでした。人生初。それなりに楽しめましたけど、やっぱり自分の推しがその場にいないと「現場」じゃない。
このブログでも再三申し上げてますように、AKBGが出現してからのアイドルは、二次元的属性(テレビ、写真、動画などで活躍、向こうからファンへの認知はない、ファンは一方向的に応援、スター)と三次元的属性(現場で会える、接触イベントあり、通えばファンも認知される、SNSで日常的に繋がるケースもあり、双方向的な関係)の両方を備えていて、一般的に言って三次元的なところからスタートして売れるに従い二次元的な方へ移行してゆく、という風にモデル化できる。ももクロは今や完全に二次元的、多くの地下アイドルは三次元、エビやしゃちは今のところ辛うじて均衡を保ってますが、校長や店長がいくら抵抗しても、早晩二次元の方向に傾いてゆくでしょう。
アイドルと双方向の関係を楽しみたいのがドルヲタ、一方通行でいいというのがモノノフや楽曲派などと称するライト層、と考えればある程度スッキリするのではないか知ら。アイドルから認知してもらって、たとえ表層的にでも人間関係を基盤とした関わり合いを重視する僕らドルヲタにはLVがいかに意味のないものか、上の説明でお分かりになるでしょう。
さて、今回の7日間公演、僕には不可解な点が多かったのですが、最終日のエビしゃちライブ終了後、LV会場限定挨拶という映像が流れて、校長がテンション高く、全国のLV会場の集客数を発表するさまをぼんやり眺めているうちに、ああ、なるほどそういうことかと気がつきました。
ナタリーのエビしゃちライブについての記事を読んで、いろんなことが繋がったような気がします。急所はここ。
ライブビューイングの会社を立ち上げてたんですね。ふじいの7日間とはこの新事業の旗揚げ公演だったわけです。なるほどね、客が入りすぎる大箱じゃ都合が悪いわけだ。僕らはまんまと標本になったということ。要するに、これからはももクロ流の売り方をして、手間暇のかかる(=生身のアイドルを使う)接触イベントを廃するためにドルヲタは駆逐し、LVで十分と言ってくれるモノノフを大量に作ろう、会社としてはそういう方向に本格的に舵を切ったということ。校長の「うちの会社はスターを作る会社」という発言はなかなか含蓄に富んでいます。彼はこのところ色々な場面で変化変化とオウム返しに口にされていて違和感を覚えていましたが、これで納得できました。3Bjr、特に夏にデビューするあみぽんらのユニットの売り方もはっきり見えましたね。
エビ中はどうなるんでしょう。みれいちゃんに会えなくなるのは寂しいけど、当の本人たちは正直なところどう思っているのか。彼女らが接触イベントは嫌だと言うのなら僕らはその意向に従うしかない。でも、僕らはほんのいっときでも、彼女らと話をしたり写真を撮ったりふざけ合ったり、プレゼントや花について感想を述べあったり、本当に楽しい時間を過ごせました。一度太陽を見てしまったら、夜空の月や星ではもう満足できない。思えばスタダは僕らドルヲタに罪作りなことをしてくれました。
去年までも、いつ会えなくなるかわからないという不安は絶えずつきまとっていましたが、スタダDDのドルヲタのみなさん、今年はいよいよ暗雲が垂れこめてきましたよ。今からその日のために覚悟しておいた方がいいかも知れません。
ふじいとヨメの7日間戦争の総括は以上。
