【 遺  言 】 和 真 へ -2ページ目

     【 遺  言 】 和 真 へ

 
    キミは僕たち夫婦にとって、
   何より大切な存在です。

   いつかキミが
   ある日たまたま
   このブログを見てくれると信じて
   キミに伝えたい色々なことを
   ここにまとめました。

マレーシアで、5歳のクリスマスを迎えようとしています。



いつのまにか5歳です。





キミはあいかわらず、夜はオムツしているし、ご飯を食べるのが誰よりも遅いし、歯みがきや着替えにもすごく時間がかかるので、毎日おかあさんに叱られてますね。



キミは一生懸命にやっているつもりでも、なかなか人並みにできません。




でもそんなキミが、僕たちにとっては愛おしくて仕方がありません。







”できの悪い子ほどかわいい”






昔の人が残した有名な格言は、こういうことだったのかと思い知ります。





運動神経も悪いし、慎重すぎてジャングルジムにも登れないキミをみていると、





不安になるけど、なんとも言えない感情が湧きます。







最近は僕の仕事が忙しくなって、あまり一緒に遊んであげられないけれど






僕は本当にキミの子をを愛しています。







それにきづかされた朝でした。






使う用事の無いお金が沢山あると、人は投資をはじめます。




キミもそれをするかも知れないので、僕が知っている限りの投資のことを書きます。




僕がはじめて投資したのは、33歳のとき。



会社で儲けたお金で、友人に勧められた株を買いました。



投資額は120万円くらいだったと思います。



その株は、最初の買値600円くらいから、わずか半年足らずで1100円にまで上昇し、



僕は100万円近い利益を手にしました。



それから、知識のなかった僕はしばらくは株を買わないようにしていましたが、



また同じ友人から勧められて株を買いました。



しかし、今度は下がりました。



でも前回の勝ち分があるし、しばらく持っていたら上がるかも知れないと思い、



そのまま持ち続けたところ、450円くらいだった株価は1年余りで170円にまで下がりました。



結局、最初の勝ち分より大きな金額の損失になりました。




この一連の失敗の、最大の原因がわかりますか?




それは、




自分の目で株の価値を見極めていなかった。





その1点に尽きます。





人の情報に踊らされてはいけないという教訓を得た僕は、




それ以降、一度も自分で調べていない投資はしていません。





手間のかかるデイトレードもしないことにしています。




僕が投資するのは、




中長期的に投資価値があると思える会社か




トレンドから見て1年くらいのスパンで間違いないと思う為替




この2つだけです。





もちろんそんなに大儲けしませんが、





十分な利益を得ています。






なにより、





自分にとって自信があるところに投資するのは、期待も大きく、楽しい限りですからね。







ある程度お金にゆとりができると、外食が増えがちです。




僕は学生時代、飲食店の厨房で働いていたり、食材の卸会社で働いた経験から、



外食で使われる食材すべてを疑うことにしています。




僕が経験から学んだことは、




「日本の外食食材は、ウソにまみれている。」




という事実です。






日本の食品業界は、中国産のものでも、東欧産のものでも、




ちょっとした手続きで「国産」と謳って販売するのが当たり前の業界です。





かつて中国から鶏肉を輸入しようと検討した時、



日本へ鶏を大規模に輸出している会社を視察するため中国に行ったのですが




中国の養鶏は、日本のそれとは比べものにはならないほど不衛生で



掃除を一切していない感があるうえ、ほとんどの鶏の毛は所々剥げており、



その不衛生な環境で病気や感染症から守るために、



エサに大量の抗生物質や微量のヒ素などが投与されているらしく、



近隣に住む家庭の女性たちが、次々と奇形児を産んでいるという実際の話を聞き



あまりにも恐ろしくなって輸入を諦めたことがあります。






それ以来、信頼できるところから食材を取り寄せるようにしているし、



なるべく街のリーズナブルな飲食店では食事しないようにしています。




日本の飲食店は、人件費が高すぎるため、食材原価をとことん切り詰めなければ利益が出ないという話を



実際に飲食店を経営している複数の人間から何度か聞いたことがあります。





「少々体に悪いものを食べたって、死ななければいいや。」





そういう考えが飲食店側にはあると思います。




おそらく、消費者の中にもそう考えている人がいるでしょう。





僕の実家の近くにあるブロイラーを育てる養鶏場では、




オーガニック食に近いエサを与えていることがわかっています。




それでも、その日〆たばかりのもも肉が1kg800円という安さです。




ちなみに中国産の薬漬けの鶏肉は、1kg300円と半額以下です。





でも、そういう安い肉を使わないとお手頃価格の外食産業は利益が出ないのです。




1kg300円の鶏肉が、300g800円の料理に化けるんです。





そういう仕組みです。





それでも食べたいかどうかは、キミ次第だけれどね。





世の中には、さも簡単にお金が儲かるかのように




甘い話を持ち掛けてくる人間が多く存在します。





そのほとんどはアムウェイやニュースキンのようなネットワークビジネスか、その辺の類です。





どうしてこんな話を持ってくるのか不思議で仕方ないし、





なぜそんな話に乗ってしまう人がいるのかも不思議で仕方ありません。





これらの儲け話は、




儲かるとか儲からないという次元の話ではなく、




お金が欲しいかどうかというだけの話であり、




ただお金が手に入れば、あとはどうでもよいという発想の上に成り立っていることが多く、




その殆どは、手を出してもお金を奪われるだけで、儲かることなんてまずない話である。





と、思っていて間違いない。






基本的に、ビジネスで儲かる構造は、なるべく独占できる環境で実行できることが必須であり




みんなでやって儲けようよ!




という発想のビジネスは、儲からない犠牲者を作らなければ成り立たない。






つまり、キミが誰かから




「こんなに儲かるから一緒にやろうよ!」




とか




「やり方教えるから一緒に儲けようよ!」




と言ってくる人がいたら、キミはその人が儲けるための犠牲者として選ばれたに過ぎない。






僕は、それはビジネスではないし、ギャンブルでもない、




ただの詐欺だと思っています。





2014年現在は規制されていませんが、いつか規制される日が来るべきだと考えています。





そもそも、高々2000~3000万円のお金を得るために、人を騙すなんていう器の小さい男にはなってほしくない。






正道を攻めて、





胸を張って生きていけるビジネスを選んでください。








人生を最も有意義にしてくれるのは、家庭と仕事だと断言できます。


家庭を作ることによって父親としての責任感が自然と生まれるし、自分より大事な存在を持つ経験ができます。


これは、世の多くの親にとって同じ経験になると思います。


ただし、仕事が有意義であるかどうかは、人によって大きく異なります。


みんな、とは言いませんが多くの人は、程度の差こそあるものの、心のどこかで休暇を重視し、休日の楽しみが仕事を上回っているようです。


でも「仕事が趣味」なんていう形容ができないほど、仕事が好きな人がたくさんいるのも事実です。


それくらい好きになれる仕事がなければ、仕事で成功を収めることはできないと思います。


日本に限らず、文明社会では、研究と地道な努力を繰り返すことによって、必ず金銭的に裕福になれるようにできています。


1番である必要はありません。


オンリーワンである必要もありません。


でも、しっかり考えて、しっかり努力を続けることができれば大丈夫です。



「就職」というのは、社会の構造と仕事の進め方を学ぶ機会です。


会社員になって、ずっと情熱を持って仕事ができるなら続ければいいし、どこかで自分がやりたいことを見つけたら、そのときは独立すればいいだけです。


独立して、1年目に100万円の利益が出たら、2年目のために100万円の設備投資をして下さい。


会社の規模がそれなりになるまでは、守ることを考えても無駄です。


小さな存在のままでは、守っても守れるものが確立できないからです。


そう考えて続けていればそのうちわかると思いますが、結局のところ、会社で守れるものなんて何一つありません。


仕事が楽しくなくなってきたときに、どうやったら楽しさを持続させられるかを真剣に考え抜いて下さい。



僕の場合、経営者としてのスタート時点での債務が多すぎたため、利益を出しても思うような設備投資ができないまま、15年が経過してしまいました。


前経営者の尻拭いをしているだけで43歳になってしまったのですが、ようやく債務もゼロになりそうなので、まだこれからチャンスはあるとわくわくしています。


仕事は、人の思考や行動を予測・推測することが最も重要です。


社会の人々のマジョリティ思考を捉えることに成功できるように、日々研究が必要です。


研究といっても顕微鏡で何かを覗くこととは違います。


日々生活している人々の行動や結果に注目し、自分なりに分析することが研究です。



そういうこととかけ離れた仕事をしていると、会社はダメになってしまいます。



ものすごく単純なことです。



でも簡単ではないのです。



だから仕事は取り組めば取り組むほど面白いのだと思います。




6月21日、4歳になりましたね。





おめでとう。






そういえば、キミの名前の由来を教えてなかったので




書いておくことにします。








キミの名前、「和真」は










和の心を重んじ







真摯に生きる男であってほしい。










という願いが詰まっています。











僕の個人的な思いですが、












人間は、頭が良いとか












愛想が良いとか











いろいろ大事なことがありますが












何よりも真摯に生きることが大事だと











考えています。












そして和の精神は、日本人である証であり、











そこに誇りを持って生きてほしいと













考えています。













真摯とは、













誰に対しても誠実であり












機会に対して一生懸命に取り組むことを言います。














優秀ではなくても、












誠実で一生懸命ならば












道は開けるのではないかとの持論を持っています。













自分の能力に自惚れて












計算高く生きている人が












僕は嫌いです。











おそらく自分にそういう一面があるからでしょう。













だから、できればキミにはそうなってほしくない。













いろんな人から信頼される人であってほしい。














それがキミに名付けた名前への想いです。















あくまでも希望ですが。











「疲れた」







「だるい」








「彼はダメな奴だ」








そんなセリフを僕の口から聞いたことはないでしょう。








僕は日頃から、弱音や悪口を言わないよう心がけています。









どうして言わないようにしているのかを説明しましょう。









世の中の常識ある人は、人の悪口を言う人間を、軽蔑します。









人の悪口を言いながら自分の正当性を訴える行為は









「誰かに理解して味方して欲しい」








という弱い心の表れでもありますが、








それは極めて主観的な発想であり、








その行動では、願いは届かないと考えるべきです。








また、悪口にはもう一つ種類があって、









それは特に自分は関係なく、








その対象物(人を含む)の評判を落とすだけの狙いのもの。









これは、最悪です。










心がゆがんでいる。











もしキミがそういう行動をしたいと感じたら











おそらくキミは、











空想ばかりでプライドが高く、











全く行動力がない人になってしまっているのでしょう。











そうはならないことを祈っていますが、もしそうなったら










一度プライドを捨て、考えられるすべての恥をかくつもりで










一から始めてください。










掛け違えたボタンは、元に戻して初めからやり直す必要があるのです。











そして、弱音をはかないでください。











弱音を吐くと、











人は本当に弱くなります。











弱音を吐く人間は、












強く頑張っている人間の心を逆撫でします。













ぶん殴りたくなります。













弱音を吐かないでください。













同情を求めるような言動・行動は最悪です。













自分が甘えて育ったことを証明しているようなもんです。












決してしてはいけない。













覚えておいてください。





















世の中はさまざまなモノが売られてますが





モノの価値は、ブランドや流行に関係なく






キミがキミ自身の目で見定める必要があります。










超有名なラーメン店が美味しいのは、






有名だから美味しくなったわけではなく






美味しいからお客が増えるようになり






美味しさに人々が価値を見出したから有名になるわけですよね。











つまり、価値が先なんです。







でも有名なラーメン店だからって、







一度食べて「美味しい!」と自分が思わなくても価値を感じますか?







おそらく感じないでしょう。








つまり、有名かどうかなんてあまり重要ではないんですよ。








無名の小さな会社が、いい商品を作っているなんてことは多々あります。







モノの価値はブランドでは決まらないことは明白です。







同様に、人もそうです。







一般的にすごいとされるキャリアや肩書きを持つ人はたくさんいますが、







それほどたいした人物に出会ったことはあまりありません。







自分の信念や価値観を貫きながら仕事をしている人はごく稀です。







それはバックボーンや財布の厚みとは比例しないのです。







人の崇高さは、決して財布の厚みでは測れません。







そういう価値観というか、自分なりの物差しを持って欲しいと思います。








僕は今だってフェラーリを買えるし、クルーザーだって買えます。







でも買いません。







なぜか。







フェラーリやクルーザーに価値を見出していないからです。








フェラーリやクルーザーがダメだと言ってるのではなく







お金があるからといっても







価値がわからないものは買わないということです。







もちろんフェラーリをカッコいいとは思います。







でも価値が見出せないのです。







仮にフェラーリが1万円で売っていても、僕は買わない。







そういう価値観で生きてきました。







でも東日本大震災の復興には10万円寄付しました。







そこには必要性を感じたからです。








価値観は人の成熟度を表すバロメーターだと日々思っています。








人は目の前の人がどういう価値観を持っているかで、その人を測っています。








幼い頃は未熟な価値観でしょうが、









知識と見聞を重ねて、立派な価値観を身に付けて欲しいと思います。











きっとキミは、




キミにとって家族がどんな存在なのかを考えたことがあるでしょう。






僕とキミ、お母さんとキミは同じ血を共有する家族であり、




僕とお母さんは血は繋がっていませんが、家族です。






キミは、僕やお母さんが、




キミの事をただ愛しているだけの存在であることを




知っていて欲しい。






僕やお母さんにとって、キミは何より大事な存在です。






キミには、そのことをきちんと理解しておいて欲しい。







ひとつだけお願いがあります。






おそらく、僕はお母さんを置いて先に死にます。






先のことはわかりませんが、おそらくそうなるでしょう。







そのときは、なるべくお母さんを一人にしないようにしてあげて欲しい。






ずっと同居してという意味ではなく、






2日に一度は、電話やメールで声を聞かせてあげてほしい。






お母さんは寂しがりやなので、独り暮らしが心配です。






ぜひ、気を遣ってあげてください。







いろいろと頭にくることを言ったりするかもしれないけれど






キミの事を、自分のこと以上に考えている証です。






許してあげてください。






そして、結婚して家族ができたら、必ず大切にしてあげてください。








家族を大切にできない男は、本物にはなれないよ。


















日本には、因果応報という言葉が古くからあります。





どういう意味かというと、





人に対してしたことは、何らかの形で自分や自分にとって大切な人に返ってくる。





ということです。







そんなバカな!






と思いますね。







もちろん科学的にもなんの根拠もないし、立証もされていません。








でも、この言葉は真実です。









僕自身、この意味を深く考えさせられたことが何度もあるし、








周囲の人たちを見ていても、








苦労が絶えない人は、本人や親の素行の悪い人が多い気がしてなりません。









逆に、







幸せそうに見える人は、その人やその人の親が立派である場合が多い。









人を騙したり、欺いたりできる人は







いつか必ず、その報いを受けます。








だからこそ、






健全な精神を身につけなければいけません。







もしキミに子供がいなかったらわからないだろうけど、







子供に不幸が舞い降りるのは、







自分が不幸になるのとは比較にならないほど悲しいです。








未来の子供のために







自分の立ち振る舞いが、子供の未来を左右することを








決して忘れないでください。