ココロとカラダのセラピスト
薬剤師 岡田麗花です。

 

自分のカラダが、

自ら治そうと、癒そうとする力
『ココロとカラダの自然治癒』

についてお伝えしています。

 

 

 

最近、医学的に証明されました。

 

ニュースになったので、

ご存知の方もいるかもしれません。

 

 

30秒間 ハグ することで

ストレスが 1/3 になる。

 

 

 

 

一つポイントは、

愛する 人とハグするということ。

 

もしくは、

犬や猫などと一緒に暮らしている 方は、

その子たちのハグも同様です。

 

 

 

 

 

昨年まで住んでいたParisでは、至るところで

ハグ HUG しているカップルに遭遇します。

 

 

電車の中でも道端でも

 

きゅんとしますね。

 

 

また、二人の娘たちには、ケンカになった後には

必ず 『 仲直りのハグ 』 をしなさい、と言ってきました。

 

 

それから、私も時々子どもたちを叱ります。

いえ、感情に任せて、怒ってしまう時もあります。

 

 

 

そんなときも、

怒った後はぎゅーって ハグ をします。

子どもから、「 仲直りのぎゅーして 」 と言ってくれます。

 

 


 

 

 

その根拠は?

 

専門家的には、根拠が気になります。

 

経験則ももちろんそうですが、

なんで?がわかるとより信頼度が上がります。

私としては、根拠がわかったうえでの、

経験則が大切だと考えています。

 

 

 

ハグの効果 の根拠は3つ。

 

1. ハグによって、β(ベータ)エンドルフィン が分泌されます。

 

 

βエンドルフィンは 幸福ホルモン とも言われ、

多幸感をもたらし、ストレスを開放します。

 

また、ドーパミン の分泌を促します。

ドーパミンも多幸感をもたらします。

 

 

 

 

2. ハグによって、セロトニン が分泌されます。

 

セロトニンは、安心感 をもたらします。

 

 

 

 

3. ハグによって、オキシトシン が分泌されます。

 

オキシトシンは、不安・ストレスを軽減する 作用があることがわかっています。

 

また、筋肉の回復能力が再生する など、アンチエイジングの効果も期待されています。

 

 

 

 

もう少し詳しくみていきましょう。

 

 

 

βエンドルフィン:脳内神経伝達物質のひとつ

 

鎮痛剤のモルヒネと同様に、

脳内のオピオイドμ( ミュー )受容体に作用し

鎮痛効果を示したり、

 

中脳腹側被蓋野のμ受容体に作用し

GABAニューロンを抑制させ、

結果として、ドーパミン 遊離を促進させ、

気分の高揚・多幸感などをもたらしたりします。

 

 

 

脳内麻薬 とも呼ばれます。

 

 

 

マラソンなどで

苦しい状態が一定時間以上続いたときに、

脳内でそのストレスを軽減するために、分泌されます。

 

いわゆる、「 ランナーズ・ハイ 」です。

 

 

 

そのほかにも、性行為の際や、

おいしいものを食べた時にも

分泌されることがわかっています。

 

 

image

 

 

ドーパミン:中枢神経系に存在する神経伝達物質のひとつ

 

アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体。

(前駆体とは;ドーパミンが代謝されてアドレナリン、ノルアドレナリン等の物質になる。

 現在の物質の前の状態のこと)

 

 

運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関与しています。

 

アドレナリン・ノルアドレナリンは、交感神経を興奮させます。

 

神経系の薬に関連する物質です。

 

 

 

 

セロトニン:脳内神経伝達物質のひとつ、ホルモンとしても働く

 

広範な脳領域に影響するため、生理機能は多岐にわたります。

 

 

生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能や、

気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与しいている他、

ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、

精神を安定させる働きがあります。

 

神経系の薬に関連する物質です。

 

 

 

 

オキシトシン:脳内の下垂体効用から分泌されるホルモンのひとつ、中枢神経の神経伝達物質としても働く

 

幸せホルモン、愛情ホルモンなどと呼ばれます。

 

愛撫や抱擁などのスキンシップや、

性交渉による子宮頚部への刺激によって放出されます。

 

良好な対人関係が築かれているときに

分泌され、闘争欲や恐怖心を減少させます。

 

心のケアや、バランスをとっていると考えられています。

 

また、母乳を出すホルモンとしても知られています。

分娩誘発などの子宮に対する薬に関連する物質です。

 

 

 

 

 

 

ハグのすすめ

 

日本でもハグ HUG の文化が定着すればいいのに、

なんて思ってしまいます。

 

 

 

お子さまには存分にハグをして、

ハグをした側もされた側も、Happy に。

 

 

 

ご自宅でのパートナーへのハグも、大切ですね。

 

 

なかなか照れてしまったり、

これまでやったことがないことで抵抗があったりと、

すこしハードルがあるかもしれませんが、

 

 

お仕事を頑張ってる皆さんにハグで Happyを。

 

 

 

Don’t worry Be Happy!

 



心身ともに健康で、

幸せであるためのサポートをする。
あなたの能力を最大限活かしてみませんか?

 

ココロとカラダのセラピスト
フリー薬剤師 岡田麗花

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