ネオニコチノイドと発達障害の関係は、
医学博士の黒田洋一郎氏が積極的に警鐘を鳴らしているので、
何回か取り上げてきました。
先日、公的に残留農薬の結果について、公表されていました。
それをみるとネオニコチノイド系の農薬の残留が多いことがわかりました。
それも、シュンギク、ニラ、チンゲン菜が多く、他にもコメ、ナス、ブロッコリー、玉ねぎ、人参
などがありました。
シュンギクは冬の時期にお鍋やおひたし、すき焼きに最高なんですよね。。。
ニラも、ニラ玉、美味しいですよね。
シュンギクやニラは、
タネをまいて、最初に出てきたものを草刈りみたいにして、収穫したあと、
再度、生えてきたものを、また、同じように刈って、収穫していきます。
それをだいたい、3回ぐらい繰り返すとされています。
ですから、生えてくるたびに何度も農薬をかけているのかもしれず
そのため、残留してしまっているのかもしれません。
最近、どこでもよく見かけるようになった
貝殻の粉が、農薬を落とすという代物があります。
貝殻の粉を溶かした水に野菜をつけておくと、油のようなものが浮かぶので、
農薬が取れた証拠・・・ということなのですが。。。。。。。
それなら、私も欲しい!と思って調べてみても、
その農薬が取れたと言っている水を検査して、どんな農薬が検出されたか
というものは見ることができませんでした。
300成分一斉検査をすれば、何らかの痕跡があるかないかなどわかると思うのですが。
農薬は、水和剤、乳化剤、粒剤、粉剤などがあり、
水和剤や乳化剤などであれば、表面にかけられています。
それが長持ちするために、展着剤というものも使われます。
しかし、今の農薬は、少しでも長持ちさせるために、
作物に十分吸収させるような「ネオニコチノイド」の使用が飛躍的に多くなっています。
これは、食べたマウスなどに発生するガンなどの他、奇形ができるかなどを含めて調べる特殊毒性からみても、ネオニコチノイドは普通物として、安全性の高い農薬とされているのです。
しかし、神経に影響を及ぼすために、動物実験ではあまり影響がわからないのではないかと思います。
植物の細胞すみずみにまで浸透してしまっているのですから、
貝殻の粉で多少つけただけでは、取ることは難しいと思います。
先ほどのシュンギク、ニラ、チンゲン菜などは、なるべく有機栽培のものを探して利用することをお勧めします。
また、穀倉地帯であれば、河川にネオニコチノイドが流れている可能性もあり、それから水道水も作っているので、浄水器をつけた方がいいと思います。
もちろん発達障害は、ネオニコチノドだけの問題ではないと思います。
重金属のカドミウムやアルミニウムや水銀も神経系には関係しますし。
少しでもクリーンな食材を求めようと心がけることは大切なことだと思います。