こんにちは!今村愛子秘書の小池です。
ビジネスイノベーションコースをご受講いただいた芳賀裕子さんに、インタビューさせていただきました!
芳賀さんは茨城県東海村の自宅の敷地内に焼き菓子工房を構え、お店の代表とパティシエールをされています。
はがゆうお菓子工房はオンラインショップや本店での販売だけでなく、東海村のイオンや水戸駅ビルの茨城の銘品お菓子コーナー、六本木ヒルズ食のセレクトショップでもバスクチーズケーキを販売しています。
では早速、インタビューをどうぞ!
Q.イノベーションコースを受け始めたのはいつですか?
2022年の8月です。一昨年ですかね。
その後、去年、2023年の6月からまた再受講しています。
Q.このコースを受け始めた時は、どのような”悩み”がありましたか?
かなり売上は上がっていた頃だったんですけど、焼き菓子ならではの季節的に売上が上がったり下がったり、という悩みがあったことと、あとは自分1人で仕事を全部引き受けてしまって、私の労働力がオーバーになってしまってきつかったという、労働力マネジメントができていなくて、行き詰まりを感じてイノベーションコースを受けました。
Q.季節的なものというと?
夏場7月8月は焼き菓子よりもアイスなど冷たいものが好まれるので、なかなか安定した売上にならないっていうのが悩みだったんです。逆にクリスマスとかバレンタインの時はすごく忙しくなるけど、その辺りがうまくコントロールできないっていうのが悩みでした。
Q.売り上げに波があると労働力マネジメントが難しくなってしまうんですかね?
はい、いっぱいいっぱいになってしまう、過剰労働になってしまって、かなりきつい時期がありました。
まぁ、ありがたい悩みなんですけど(笑)ビジネスイノベーションコースの前にも何度か愛子さんにはビジネスのことを教えていただいていたので、なんとかしてもらおうと思ってこのコースを受講しました。
ご自宅の工房
Q.なぜこのコースを受けようと思いましたか?
これまで何か行き詰まったことがあったら「愛子さんに相談すれば大丈夫なのではないか」というのがあったのと、ビジネスが2021年あたりからだいぶ伸びてきて新しいフェーズになってきたので、また改めてビジネスの基礎を叩き込まなきゃ、という思いもあって、単発のセミナーではなくて4ヶ月きっちりフォローして見てもらおうと、このイノベーションコースを選びました。
Q.新しいフェーズというのは具体的に説明できますか?
売上が上がったのと、アルバイトや正社員の方に来ていただいたのでそのマネジメント、あと社長業をしなければならなくなったというのがこの辺りの年だったので、それもあって受けました。その前からアルバイトの方は来てもらっていたんですが、この頃から正社員を雇用したっていうのもあったので、今までのバイトできて「お手伝い、お願いね」みたいな感じではない関係性の工房になったので、受講しました。
Q.このコースを受ける中で、どのような「メリット・価値」を感じましたか?
まず、ある程度冷静にビジネスを見ることができるようになりました。
どうしても売上が下がると落ち込むし上がればハッピーになる、みたいなところがあるので、8月はちょっと落ち込んでしまったんですが、こういう季節的な商品を扱っているので、「1年を通してうまくいっていればいいんだよ」という、当たり前のことなんですが、改めて冷静に考えることができるようになったことが大きいです。
あとは、自分は雇う立場で人に対応しなきゃいけないんだ、ということを改めて思うようになりました。他には、お店のブランドイメージを明確にすることができた、ということが大きいです。それが1番大きいかな。
例えばお店のテーマカラーだったり、ロゴやキーワードを、それまでも模索し続けていたんですが、イノベーションコースを通じて”ブランド”っていうものを確立することができたこと大きいですね。
Q.ブランドイメージが確立できてどんなメリットがありましたか?
まず、ロゴを決めたこととテーマカラーを決めたこと、それに沿った、例えば私の服や作業エプロンなど、そういうものを1つ1つ決めていったことによって、今まで割と低価格というか気軽なお菓子というイメージだったものを、自分のご褒美のような、大事にしてお菓子を食べるみたいな、そういうワンランク上のお菓子にブランドを作ることができたので。
個人のお客さんだけではなく、例えばデパートとか、そういう百貨店さんからも声がかかるようになりました。
ブランドイメージを確立することによって客層が増えていったのと、ワンステップ上がった感じです。この頃から日本橋三越や、大阪の阪急百貨店さんからもお声がかかるようになってきました。東海村の村長さんの手土産に何度も使っていただいたり、観光協会など村の公的なイベントにも出てほしい、という声もかかったりしています。
はがゆうおやつ工房なら安心、というような、そういうイメージは大きいと思います。
Q.このコースを受ける前と比べてどんな”変化”が具体的にありましたか?
ブランディングができたっていうことと、そのブランディングも優秀なスタッフがいて、その人の力をかなり借りながら明確にしていくことができたのが大きいです。
Q.売上の数字は変わりましたか?
売上の数字は実はそんなには変わっていないです。
2022年の段階でかなり売上はあったので売上自体はそれほど変わっていないのですが、私がちゃんと休暇を取れるようになりました。
Q.最初のお悩みである過剰労働が、売上そのままで解決されたということですか?
はい。正直、1日も休みが取れない月もあったんですが、今はちゃんとお休みも取れるし、プライベートも充実できるようになったので、それはかなり大きいです。それでいて売上は落ちていないので。(売上を)ちゃんと冷静に見れるようになりました。
あとは「もう売れない」っていう時は、お店を閉めるなり稼働率をあえて減らして、新しい商品の開発に当てるとか、自分のやりたいことをやるっていう切り替えができるようになりました。年々お取引先が増えていくので今年の夏どうなるかも分からないですが、ある程度長いスパンでものを考えられるようになりました。
芳賀さんの趣味の一つはロードバイク
Q.労働力マネジメントの面では 具体的にどんな変化がありましたか?
変な言い方ですけど、人員をチェンジすることをそれほど恐れなくなったというか。
お友達・知り合いにお手伝いに来てもらうと、もちろん報酬はお支払いしていましたけど、ずるずるとお願いしてしまっていた部分があったんですけど、そういう観点ではなくて、”仕事として成り立つか成り立たないか”という観点から人を選ぶことができるようになりました。成果が出る人を、成果が出る場所に、という感じで。
なので、ずっと継続してきてくださる方も、その方が最も得意としそうな分野をどんどん任せていったり、仕事の内容も流動的に動いている感じです。今まで全然やってなかったようなことをお願いしてそれがものすごく花開いた人もいらっしゃるので、それも良かったと思います。おかげで私が苦手なことをあまりやらずに済むようになったっていうのは大きいですね、労働力マネジメントという意味では(笑)。
Q.今村は「どのような講師」だと思いますか?
もちろんビジネスの講師としての視点からも見てくれるし、逆に消費者目線っていうのも教えてくれるので、その両方の視点からビジネスにいろいろなアドバイスをしてくれるので、それは今村愛子さんならではかな、と思います。商品っていう視点から見てもらえるので、ありがたいです。
あとはロゴとかパッケージのデザインをする時に、デザイナーさんとの間に立ってくれるというか、今村さんならではの視点をくれたりするので、そのデザインの時もだいぶお世話になりました。そういうところが普通のビジネスだけのコンサルの方とは違うなと思います。デザイン含めて相談できる、それがブランドイメージの確立に繋がったと思うんです。普通のビジネスコースでは、なかなかそういうところはフォローが難しいと思うので、コースを2回受けて良かったと思います。
Q.もし誰かにこのコースを紹介するとしたら、どんな方におすすめしますか?
ビジネスやをやってる人全員、ビジネスを始めたばかりの人も、ある程度確立している人もですけど、やっぱりスモールビジネスをやっている人には受けて欲しいなと思います。1人だけのビジネスっていうのも今は多いのでそういう方とか、あと4~5人でチームを組んで事業をされている方には、本当に1回は受けて欲しいなと、うん。
大企業に勤めているサラリーマンならいらないかもしれないけど、ビジネス初心者も、ある程度やっている人も、スモールビジネスをやっている方は全員、特に女性で「自分を打ち出していきたい」と思ってビジネスをしている人は、みんな受けたらいいと思います。
インタビューは以上です!
いかがでしたか?
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芳賀さん、ありがとうございました!
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