時期的には全箇所交換です | 住まいと環境~手づくり輸入住宅のホームメイド

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名古屋で自然志向の本物の輸入住宅を造りたいと思って、カナダから外壁用レンガ、ドライウォール用資材、バスタブ、キッチン・洗面キャビネット、水栓金具、自然素材等を輸入しているビルダーです。環境・アレルギー・アトピーの症状に配慮した家づくりを目指しています。



大分県のお客様から、輸入ドアノブ(ドアレバー)のドアラッチの調子が
悪いので、交換部材が欲しいという相談を頂きました。

ドアノブは、旧タイタン(Titan)製の空錠タイプ。

空錠タイプとは、キーで施錠する機能が付いたタイプ以外のものと
お考え頂くといいかも知れません。

古いタイタンのドアノブに付いていたドアラッチは、写真のように
フェースプレートが付いていないものが多く、頭の部分が丸いまま
になっています。

これをドライブイン・ラッチと呼ぶのですが、取付け穴にラッチを差し込む
だけでラッチが固定出来るという施工が簡単な部材です。

フェースプレート付きのラッチは、国産のドアノブにも付いているタイプで、
戸先に露出したフェースプレートをビスで固定することで、ラッチが動かなく
なります。

ですから、ドライブイン・ラッチよりは、取付けに少しだけ手間が掛かる
のですが、このフェースプレート付きのラッチの方が普及しているのです。

勿論、北米でもフェースプレート付きのラッチの方が一般的になってきて
いますが、まだまだドライブイン・ラッチも多く使われているようです。

今回私共が供給可能なドライブイン・ラッチは、改良版で少しデザインが
異なりますが、施工方法やドアノブへの納まりは全く変わらないものと
なりますから、安心してお使い頂けます。

今回お客様からは交換用ラッチを2個欲しいというご依頼でしたが、
20年以上経っているようならラッチ自体の耐用年数は過ぎています。

恐らくおうちの開きドアは8ヶ所以上あるでしょうから、2つと言わず
全てのドアラッチを定期交換する時期が来ているように思います。

日本ではなかなか手に入らないドライブイン・ラッチですが、北米では
普通に調達出来ますから、何十年経っても大丈夫です。

但し、ラッチを数回交換したらドアノブの方が悪くなってくるでしょうから、
その際はドアノブを含めて新しいものに交換するようにお願いします。

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