
会社がなくなりドア自体が入手不能となって随分年月が経ちましたが、
交換用部品の方も手に入れづらくなったピーチツリー(PeachTree)。
このメーカーのドアヒンジは、非常に特殊で他のヒンジ・メーカーのもの
では代替が利かないというのが現状ですが、それでも何とか部材メーカー
から調達をしてきました。
また、ピーチツリーのドアヒンジはいくつか種類があって、その多くは
既に手に入らなくなっているのですが、今回新たに種類の違うヒンジを
手に入れました。
写真右が今まで調達していたヒンジで、形状が大きく湾曲しているのが
分かりますでしょうか。
そして、写真左が今回新しく調達可能となったドアヒンジです。
左右の蝶番は曲がっておらず、机の上で広げるとフラットな状態になりました。
そういう点では、他社のドアに付けている通常のドアヒンジと同じ感じにも
見えるのですが、左右の蝶番の大きさが異なっています。
そこは今まで調達してきたドアヒンジと同じと言えますが、左右それぞれの
蝶番の幅は湾曲したドアヒンジとも全然違います。
わざわざ特殊なドアヒンジをいくつも採用しなくても、汎用性のある一般的な
ドアヒンジを取付けてくれれば楽なのに、何故ピーチツリーはこんな変な
ヒンジを採用したんでしょうね。
何れにしても、これからは湾曲したものもフラットになるものもどちらも
調達可能ですから、ピーチツリーの玄関ドアなどでドアが下がって開けづらい
という不具合の方はご相談下さいね。
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