先日、友達が合唱で参加している「オーケストラ+合唱のコンサート」を観に、鎌倉芸術館 大ホールへ行ってきました。
この日の演目のひとつに、ガブリエル・フォーレ《レクイエム》がありました。
8月9日――そう、長崎原爆投下の日です。
プログラムを見たとき、私はこの日を意識して選曲されたのだろうか…と感じずにはいられませんでした。
😓夫の祖父が語ってくれた長崎の記憶
夫の祖父は長崎県出身で、被爆者です。
運よく原爆の直撃は受けませんでしたが、
その日、病気で寝ていた姉を残して防空壕へ逃げたときの話を、夫は何度も聞かされていたそうです。
「凄く大きな音がして、空が真っ白になった。防空壕に着くと、体中が火傷でただれた人たちが泣きながら次々やってきたんだ…」
当時の光景や匂い、泣き声は、祖父の心から決して消えることはなかったといいます。
🔸命の長さと日々の暮らし
夫の家系の男性は、曾祖父も祖父も父も皆短命でした。
夫の祖父も67歳で亡くなりました。
被爆の直接の影響かどうかはわかりませんが、
夫は「自分はそうならないように」と、普段から食事や運動に気をつけています。
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バランスの良い食事(野菜多め)
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毎日の軽い運動(ウォーキングやストレッチ)
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睡眠時間をしっかり確保
そんな夫が愛用しているのがこちらです。👇
💕 妻として、私が心がけていること
夫が健康で長く元気に暮らせるよう、私も日々ちょっとした工夫をしています。
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食事はなるべく手作りで、塩分と油分を控えめに
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季節の野菜や果物を取り入れ、彩り豊かに盛り付け
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一緒に軽くストレッチやウォーキングをして会話時間を増やす
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夫が疲れているときは早めに寝てもらうよう声かけ
お料理の時短と栄養バランスのために、我が家ではこれも活躍しています。
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🎼 コンサートで感じた「祈り」
レクイエムは、亡くなった人々への鎮魂の祈りの音楽。
オーケストラと合唱の優しい響きがホール全体を包み込み、心の奥深くまで染み込みました。
8月9日に聴いたからこそ、より強く「平和であってほしい」という願いが湧き上がってきます。
🌸 まとめ
コンサートは単なる娯楽ではなく、時に心の奥に眠っていた記憶や感情を呼び起こすものだと感じました
8月9日に聴いたレクイエムは、私にとって平和を祈る時間であり、
夫の家族の物語を改めて思い出すきっかけになりました。
命の長さは選べないですが、どう生きるかは選べます。
これからも夫と一緒に、健康で穏やかな日々を大切に過ごしていきたいと思います。


