皆さんお元気ですか?
子ども達が夏休み中で、

昼食に時短のカレーパウダーばかりを使う自分を黙認する、原田です! 

さて、今回のテーマは、

私の人生で最も大きな壁、

「子供を欲しくないと思っていた過去」

について書きます。

 

重い話になると思います?
いえいえ、全く!
意外と単純な理由です。
 

 

私が高校生の頃、母に
「私もいつか結婚して子育て出来るかなー」

 

と言うと、母が

「子供を育てるのは大変だから、止めときな」
と言われたからです。



そんな私は、今から18年前に結婚。
当時は貧乏で、式も新婚旅行もせず、

狭いアパートで

夜な夜なラムコーク片手に、

夫と入籍祝いをした思い出があります。
 

新婚の時、私は夫に言いました。
 

 

「私、子供はいらない!

お母さんが子供は大変だから

止めとけって言うし、

私みたいな子供が生まれたら、

可哀想だし…」
 

 

‥‥この言葉、

まさにアダルトチルドレンですね。

 

すると、夫は

「いいよー!」と軽い返事。

 


夫自身も、母のスパルタ教育に反抗し、

敷かれたレールを自ら脱線し、

傷を負って生きてきた人でした。
 

そのため、私の「子供いらない」発言にも

理解があったようです。


それから結婚10年が過ぎた35歳、

金銭的にも余裕が出来た私は、

 

「子供を欲しいと思わない理由が知りたい!」

と強く思い始めます。
 

きっかけは、

ずっと折り合いが悪かった両親と姉と、

更に関係が悪化し、

一度距離を取ると決めた事にありました。
 

私は早速、

精神科のカウンセリングを

3か月間受けることにしました。
 

すると、臨床心理士から、

以下のようなアンサーが!!
 

 

・母親に

「子供は大変だから産まない方がいい」

と言われることは、

あなたの存在を直接否定する言葉と同様。

あなたは相当傷ついている。


 

・自身の子供時代が辛く悲しい経験が多く、

成功体験が少なく自己肯定感が少ないため、

自身が子供を持つ事に抵抗感がある。


…そりゃそうですよね。


 

「子供は産まない方が良い」って、

「あんたを産まない方が良かった」と

言っているのと同じですものね。
 

 

カウンセリングを10回くらい受けて、

毎回号泣していたのは、

言うまでもありません。
 

 

でも、泣いている暇は無い!

高齢出産だし、

婦人科系の手術経験もあり、

そもそも授かるかどうかも分からない。
 

 

私は

「カウンセリング受けたら、子供欲しくなった!」

と、夫に告げると

 

「子供?いいよー!」

と軽い返事…。

 

(この軽さは、結婚18年目でも変わりません。)



そんなこんなで、母親になった私。
 

 

母の言葉って、

子供はフィルターを通さず、

良くも悪くもすんなり入ってきます。
もし、間違って

子供に言っちゃいけないことを言ってしまったら、

 

気づいた時点で

「ごめんね、ママが間違っていた」

と謝れば良いと、

 

臨床心理士さんに教えてもらい、

心が軽くなったことがあります。

 

誰でも間違いはあります!

きっと、私の母も間違ったのだと思います。
きっと、多分、恐らく、maybe…。


でも!今は可愛らしい二人の後ろ姿を見て、

「産んで良かった!」

と心底言えます!

 

 

やはり、

肯定的な言葉の力は、

とてもとても大きいですね。

 

 

 

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