こんにちは、凸凹君のママです。
昨日、私がお風呂に入っていたとき、
突然ドアをバンっ!と開けられました


脱衣所にはスマホを片手に持った凸凹君が。
何事かと思ったら・・・
「ねぇねぇ、これ見てーーー!!」
「○○のキャラがうんたらかんたら・・・」
「・・・」
凸凹君がスマホでやっているゲームで、イイ感じのキャラが作れたから見てくれ!という用件でした
ちなみに私はそのゲームはやっておらず、ぶっちゃけ興味も全然ありません。
これは、ADHDの衝動性ですかね。
自分が「言いたい、見せたい」と思ったら最後、自分の状況も相手の状況もお構いなしにその欲求を遂行しますね。
相手がお風呂に入っていようが、トイレに入っていようが、彼らには関係ない(意識から外れる)ようです。
実際のところ、自宅でお風呂に凸ってくるくらいなら大した実害はないのですが、これをある程度コントロールできるようにならないと、道路への飛び出し等、日常生活で非常に危険です。
凸凹君の場合、科学実験の見学で今まさに燃えている炎に向かって手を伸ばそうとしたり
もちろん私は彼の行動がある程度予測できるので、注視し未然に防ぐ任務に徹しております
こういう時、私は真顔で凸凹君と目を合わせ、努めて冷静・・・というか機械音声的に、一言ずつ区切ってゆっくり伝えます。
テンションが上がっているときは普通の反応で返しても意識に届かず流されてしまうため、伝え方も工夫(※本人に合った伝え方)が必要です。
(いっこく堂のテンポで)
「・・・ママは、・・・今、・・・お風呂に、・・・入っています」
「あ!ごめん」
と、扉は閉められました(笑)
今回は1回の注意だけで気付いてくれたので、まぁヨシとしましょうか。
でも、その後しばらく脱衣所で粘ってた凸凹君
5~10分くらいして、私がなかなか出ないのであきらめたようですが、よほど見せたかったんだねぇ。
この待てた事&あきらめて切り上げたことも、成長していると感じました。
以前は「タイムループか?」というくらい数分おきに同じことを何度も繰り返していましたからね
お風呂から出た後、ちゃんと見せてもらいに行きました。
さて、この件で思い出すのは、ウチには以前これと全く同じことをしていた人がいたことです。
・・・パパです(笑)
(私にとっては)緊急性のないニュースを引っ提げては、お風呂に凸ってきていました
自分が知って衝撃が大きかった情報を誰かに伝えたいという衝動でしょうか。
お風呂だけでなく他の場面でも「それ、今じゃなきゃダメ?」という言動が、それはそれはたくさんありました。
凸凹君も当時のパパも、自分が基準。
そこには「相手が今何をしているのか」「相手にとって重要/緊急か」という視点はないんですねー。
パパにはさんざん説明&注意をしたので、今はよほどのことがない限りはお風呂に凸ってくることはなくなりました。
来てもノックはします(笑)
お風呂に凸ってまで伝えるべきことかは内容によりけりで(そうそうないし)、相手との関係性もあるでしょう。
その線引きは人によって違うと思います。
人によって違うからこそ、自分の基準ではなく相手の基準で考えないとですよね。
ちなみに私の基準は・・・
「ウチが火事だー!」
「おばあちゃんが危篤だって!」
「凸凹君がチェストから落ちた!」
「ごはん炊く?」
は、言いに来てくれてOK(ってか来い!)です
