一人息子・凸凹君の、発達障害や不登校やお勉強のことを書いているブログです。

 

 

こんにちは、凸凹君のママです。

 

障害児育児をされている保護者の皆様。

お子さんはヘルプマークを付けていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

以前チラッと書きましたが、凸凹君は外出時にヘルプマークを付けています。

手帳が交付されてすぐ、区役所にもらいに行きました。

 

当時年長だった凸凹君には

 

ニコニコ「困った時に助けてもらえるマークだよ」

 

と説明したり、駅に貼られているポスターを一緒に見たりしました。

今現在の本人は、小さい頃から付けているからか、外出時には付けるものなのだと認識しているようです。

他の人と違うことを全っ然!気にしない性格(特性)なので、特に嫌がったり疑問を持ったりしていません。

自分もヘルプマークの人が困っていたら助けてあげたい!と言っているので、親切にしてもらえるマークだと思っているようです。

若干「優先席に座ってもいいマーク」だと思っている節もアリアセアセ

 

バッグに付けているので、施設内で荷物をロッカーに預けてしまうとマークなしになってしまうのですが、同行者(私)が気を配っていれば出先で暴れたり騒いだりすることがない凸凹君の場合、主にマークが必要なのは施設外、移動中かなと思っていました。

 

こういう時とかね!

 

 

ところが先日、施設内でもヘルプマークがあった方が安心だなと思う出来事がありました。

それは、↓のコンサートでの出来事。

 

 

この記事で「一応」最後まで参加できたと書きましたが、もしヘルプマークがなかったら、最後まで参加できていなかったかもしれません。

 

 

 

 

コンサートは休憩をはさんで二部構成になっていました。

休憩が終わり、後半が始まった時でした。

凸凹君がモゾモゾしはじめ

 

しょんぼり「・・・ママに座りたい」

 

と言ってきました・・・。

それまでも大分私の方に寄って体をくっつけようとしていましたが、座席はひじ掛けで仕切られているため落ち着かなかったのだと思います。

凸凹君を私の膝の上に座らせると、もう私の頭より高くなってしまい後ろの人に迷惑になりそうです。

・・・ってか、重いしもやもや

それだけデカい子が、周囲に人がたくさん、同年代の子たちもたくさんいるところでもかまわず、ママの膝に座りたがるんですよね。

本当に、周囲の目を全く気にしていない・・・。

これも特性デスネー。

 

で、どうするか迷ったのですが、多分「ダメ!」と言ったらグズグズになりそうな雰囲気でしたアセアセ

それはそれで周囲に迷惑をかけそうなので、妥協案として「足の間に座らせる」ことにしました。

座高問題解決!

隣の席の人には「なんだこの親子」って思われるかもしれないけど、私は周囲の目にはもう慣れました泣き笑い

 

そして凸凹君が私の席(足の間)に移動して落ち着いた、よかった、と思っていたら、ホール内にいたスタッフさんがササっと寄ってきて・・・

 

ショボーン「すみません、ひとり一席でお願いしています」

 

不安(マジか、・・・どうする、私!)

 

ひとり一席で・・って、二人で来たのに抱っこするから1席分しかチケット買いません!的な時に言われるものかと思っていましたアセアセ

退出しないとダメかと思った瞬間、空いた凸凹君の席にあった彼のカバンが目に入りました。

 

不安「スミマセン・・・」

 

とダメ元で、カバンについていたヘルプマークを見せたら

 

びっくり「あ・・・(察し)」パー

 

と、そのままで~のようなハンドサインをされ、配慮してもらえたようでした。

おかげさまで、凸凹君は落ち着いて最後までコンサートを観ることができました。

察してくださったスタッフさんには、感謝しています。

 

 

さて、この時は突然で焦ってしまったのと、配慮してもらえてほっとしたので深く考えていなかったのですが。

 

後から思うと・・・。

 

このコンサートは4歳から参加できることになっていたので、膝上絶対NGは無理だと思うのですよね。

事前にそういった案内もなかったはず。

私たちは2階席だったのですが、思い返してみると、2階席には比較的大きい子が多かったように思います。

1階席は小さい子で抱っこもOK、安全上の問題で2階席・3階席には大きい子を・・・といった区分けがあったのかもしれません。

大きい子なら、事前にそんな案内をする必要もないと思われて当然ですし、まさか一緒に座りたがるなんで思わないですよね・・・魂

 

スタッフさんに確認したわけでもないので、すべては私の憶測に過ぎませんが。

落ち着いてから考えると、もしスタッフさんの言った「ひとり一席」が絶対的なルールだったとしたら、強引に破ったような形になってしまって申し訳なかったなという気持ちと、ヘルプマークを印籠のように使ってしまったかも・・・という気持ちが湧いてきましたタラー

 

最初の方で「施設内でもヘルプマークがあった方が安心」と書きましたが、正直、今回の件の正解が何だったのかはわかりません。

でも助かったな~と思ったのは事実。

周囲に迷惑をかけることにはならずに済んだのはヘルプマークのおかげだったかなと思っています。

 

障害児育児は、日々悩むことの連続です。

 

 

凸凹君が夏休みに読んだ本 28