一人息子・凸凹君の、発達障害や不登校やお勉強のことを書いているブログです。


こんにちは、凸凹君のママです。

昨日は、かかりつけのクリニックに行って、凸凹君のお薬を処方してもらってきました。

ということで、今回はお薬のお話でも。

 

※服薬をお勧めする意図はありません。

※一例としてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

凸凹君は、年長さんの頃から服薬しています。

ADHDに対しての処方で、最初はコンサータでした。

服薬には少し悩みましたが、まずは試してみようということになりました。

 

当時一番困っていたのは、多動性・衝動性。

自害や他害がなくとも、ピンボールのように家の中を跳ね回って大声で騒いでいられると、本人もあちこちケガをしますしものも壊れますし家族も巻き添えを食います。

なにより落ち着きません!

外でも一緒に行動するのに一苦労でした。

 

飲み始めてから1週間程度で効果が出ると言われていましたが、凸凹君には初日からしっかり効いていて、その効果に驚きました。

家の中を走り回ったりテーブルやソファーから飛び降りたりといった行動が減りました。

残念ながら多動性・衝動性がきれいに消えてなくなったわけではないですが、ADHDの特性がずいぶん抑えられているのが誰の目から見ても明らかで、これは家族にとっても非常に助かりました。

 

もう一つ予想外で驚いたのが、会話です。

それまでの凸凹君は、話がとっ散らかっていて言いたいことをうまく伝えられないことが多かったのですが、コンサータを服用すると、話す内容がきちんとまとまってわかりやすくなったのです!

これはADHDの気が散りやすい部分が抑えられた効果かもしれません。

 

凸凹君には最初から、お薬の効果と飲む理由を説明した上で服薬を試し始めました。

そのため本人も服薬前後の違いを意識していて、気が散りにくくなったり、頭の中のごちゃごちゃが減ったと教えてくれました。

 

お薬には合う合わないがあるそうですが、凸凹君にコンサータは合っていたようです。

服薬する方が楽に過ごせると本人が感じていて、家族もその方が助かるわけですから、迷うことなく我が家では服薬を続ける選択をしました。

 

 

効果抜群のコンサータでしたが、副作用もありました。

凸凹君の場合は食欲減退と、効果が切れる時の頭痛です。

食事に関しては、休薬日を設けたり飲む時間を工夫したり、高カロリーの補助食品を利用したり、おやつも食べれるときにはいつでも食べられるようにしたりしていましたね。

栄養バランスは二の次で、とにかくカロリー摂取を優先していました。

頭痛に関しては、効果が切れる頃の短い時間だけで軽いものだったようです。

本人も大丈夫だと言って、お薬の効果の方を選びました。

 

あと、お薬の直接の副作用ではないですが、コンサータは効き目のオンオフがはっきりしていたため、本人にも家族にもその落差はキツかったです。

(それだけ効き目があるお薬なわけですが)

 

休薬日や、夕方を過ぎてお薬の効果が切れると、ピンボールが復活するわけです。

本人もやりたくてやっているわけではないんですよね。

周りもそれはわかっているのですが、やっぱり困るものは困るし、大変なものは大変なんです・・・。

 

それでも飲まないよりは・・・ということで服薬を続けていましたが、1年程経った頃からでしょうか、コンサータの効果持続時間が短くなってきたのです。

 

 

長くなったので続きます。

 

 

(続き)

 

 

 

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