スズキ機工の数字で未来を予測する訓練について | 社長ブログ・・・意識を変えると景色が変わる

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皆様いかがお過ごしでしょうか?
緊急事態宣言も明け
コロナ感染者も激減してきましたね

さて今回は
スズキ機工の共育の1つ
「数字で未来を予測する訓練」について
チョコっと書いてみます

スズキ機工では
よく数字当てゲームを行います
・イベントを行う前に参加人数の予測
・展示会の即売会の売上の予測
・新商品の販売本数の予測
ルールは明確で
必ず数字で予測させています
一番近い予測には
いつも賞金をつけてますので
全員かなり真剣に予測をします

10月になり
新型コロナ第5波が収束しましたね
しかし巷のニュースでは
第6波は必ずくる
12月~1月あたりに急増する
3月以降は1日数万人以上になる・・
など、諸説飛び交っていますね

そこで今回は
12/28(火)東京の新規感染者数を
予測して下さい・・・と
クイズを出しました
皆、真剣に考えましたが
最低が1日80人
最高が600人の予測が提出されました
(ちなみに私の予測は95人です)

① 英国の様に感染者が急増するのか
② 日本人はマスク着用文化があるので急増はしないのか
③ ワクチン接種率が80%近くになる
  状況下で感染かどのように推移すのか
  複合的な要素を分析して予測するのは難しいですよね

ただ私はいつも社員に
物事は常に数字で把握する
習慣をつけるようにアドバイスをしています

例えば年末の
新規感染者数予測に関しては
仮に営んでいる事業が
飲食業や宿泊業であれば
とても重要な予測になると思います

アルバイトさんの確保や食材の確保など
予測する数字で意思決定が大きく変わります
その決定内容で事業の成否につながる
場合も出てくると思います

未来を数字で予測する習慣は
間違いなくビジネスで非常に大切になります

スズキ機工も
数字で未来を予測する習慣がなかった
数年前に大失敗をしています

2015年5月に
TBSがっちりマンデー!に
潤滑剤ベルハンマーが取り上げられ
全国放送されました

 

当時は
「1000件くらいネットに注文が
くれば凄いよね・・・」と軽く考えてました

放送前に当時の年間出荷本数5000本を
在庫した状態でのんびりとテレビ放送を
観ていました

ところが
放送直後から会社の電話が
鳴りやまない状態になり
1日で5000件以上の注文が殺到し
あっという間に在庫が無くなってしまいました

その後も注文が積み重なり
なんと2ケ月間も商品を欠品させてしまう
事態になりました

そして、さらに
このまま注文が積み重なると
2ケ月後には10万本必要になると考えてしまい

慌てて銀行融資を取りまとめ
ベルハンマーを大増産してしまいました

ところが増産が完了した途端
注文が激減してしまい

 


今度は大量の在庫を抱える事態になりました

そして事態打開のため
テレビCMを流したり
大きなキャンペーンを打ったり
試行錯誤を繰り返しながら
強力な販売促進を進めたことで

資金繰りに苦労しながらも
何とか大量の在庫をさばき危機を乗り越えました

このバタバタの経験で
数字で未来を予測して準備する
そして、その結果を検証して
当たった理由、ハズれた理由を分析して
次に活かすことの大切さを痛感しました

お蔭様で現在は常に
しっかり考えて予測をたて

施策を決定するようになりました

ベルハンマー通信12月号を
執筆しているころには
今回の予測の結果が出てると思います

皆さんも是非、
数字で予測ゲームをしてみて下さいね~

 

それでは今月も頑張って行きましょう~!

オ~!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!(長い)